0歳たんぽぽ組2025年度6月のまとめ

健康

咳や鼻水、発熱が見られ休む子が数名いた。引き続き一人一人丁寧に健康観察をし、体調の変化に留意した。また、気温が上がって汗をかきやすくなり、汗疹が見られるようになってきたので、気温や湿度に合わせて衣服の調節を行い、汗をかいた際には沐浴や清拭をして気持ちよく過ごせるようにしていった。
食事は初期食2名、中期食1名、後期食2名となる。食事への意欲がある子が多く、保育士等が準備を始めるとじっと見たり、声をあげてアピールしたりする。ほとんどの子どもがよく食べ、完食することが増えてきた。ミルクのみの子も友だちが食べている様子を見ながら、モグモグと口を動かして食べたい気持ちをアピールしている。咀嚼や嚥下の具合をみて、栄養士・家庭と連携しながら個々に離乳を進めていくようにする。

人間関係

園での生活や担任に慣れ、安心した表情や笑顔を見せて過ごす。時々人見知りをするが、友だちや友だちの保護者に興味を示して近寄っていく姿も見られる。また、友だちと一緒の玩具に触れて遊ぶのを楽しんだり、保育士等との触れ合いで歓声をあげ、手足を動かしたりして喜んでいる。引き続き、生理的欲求を満たし一人一人の気持ちに寄り添いながら、安心して過ごせるようにしていく。

環境

腹這い、這い這い、伝い歩きなどで伸び伸びと身体を動かし、行動範囲や興味の幅が広がっている。動きが活発になり、高い場所に登れるようになったり、物を押したり持ち上げたりするようにもなった為、目を離さなさずに安全に活動できるようにしている。
室内での活動では、マットと台で緩やかな傾斜の山を作ったり、ボールプールなどを設置したりして全身を使って遊べるように工夫した。また、初めての水遊びでは、水を怖がる子はいなく全員がタライの水やジョーロから流れる水に触れて喜ぶ姿が見られた。

言葉

名前を呼ぶと振り返り、自分の名前を言葉で認識できる子どもが増えてきた。また、遊びながら「あーっ!あーっ!」「うーっ」などの喃語がたくさん出るようになった。絵本の読み聞かせや歌を歌ったり、手遊びをすると嬉しそうに声を出したり、両手を振ったり体を揺らしてリズムを取る姿も見られた。子どもの発する言葉や喃語に丁寧に応え、思いを受け止めながらやり取りを大切にしていく。

表現

音楽や保育士等の手遊び歌に合わせて、両手を振ったり体を揺らしたりしている。また、お気に入りの玩具を壁や棚に打ち付けて音を出すのを楽しむ子もいて、個々での表現が豊かになってきている。七夕の制作では足形を取り、彦星と織姫の体に見立てて作品を作った。何度か手形や足形をとった経験があるので足に絵の具をつけると不思議そうに見たり、嬉しそう笑ったりする姿があった。

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