5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2021年度6月のまとめ

健康

・咳、鼻水の症状や発熱で休む子が数名いた。鼻のかみかたや咳をするときのエチケットなどを再確認した。
・先月に引き続き、水分をこまめにとるようにして、熱中症予防や体調を崩さないように配慮した。
・食に対する意欲が高まり、おかわりしてたくさん食べたことを喜ぶ姿がある。

人間関係

・ルール遊び中のトラブルも減って、遊びが持続するようになってきている。すぐに飽きてしまっていた子も「疲れるけど楽しい!」と言って最後まで楽しんでいた。全体的には遊びのなかで転んだ子への気遣いなどを見せている。
・グループに分かれて制作をしたときは、子ども同士で分担や、用具を順番に使う姿が見られた。

環境

・水を使っての砂遊びを繰り返すうちに穴や道を作る子、水運びをする子に分かれてみんなで川や池を作ることを楽しむ姿が見られ、水が溜まると嬉しそうに足や手を入れて水の気持ちよさを感じている。
・週末に道具箱の整理をするときは、自ら箱の中を拭き掃除をしている姿が見られ、きれいになったよ!」と喜んでいる。
・大きく成長したきゅうりを見て「先生~きゅうりがすごいことになってる!」と喜ぶ姿や、近隣に咲くひまわりと比べて、自分たちの植えたひまわりも背高く成長することを楽しみにしている。

言葉

・以前より当番がみんなの前で話したり、帰りの会で手を挙げ発言したりすることにずいぶんと慣れ、自分の思いや考えを話せるようになってきている。今後、友だちや人の話を最後まで聞く経験を積み重ねていきたい。

表現

・七夕の由来の本を読んだあと、織姫と彦星が会えるように「てるてる坊主作らなきゃ!」と声が上がり、自由遊びで作ったり描いたりして楽しんだ。
・絵の具を使う制作を好み、色が混ざり変化する様子に釘づけだったり、紙だけでなく手などにも色を塗ったりすることを楽しんでいた。…

5歳ぞう組2021年度5月のまとめ

健康

・大きな体調の崩れもなく、元気に登園している
・日中の気候の差があったため、気温が高い日は水分補給や衣服の調整に気づけるような声かけをし、熱中症予防や、体調を崩さないように配慮した。
・公園で動き回り汗をかいた日は、子どもたちから「こんなに濡れてる」とたくさん汗をかいていることを誇らしげに報告しながら着替えをする姿があった。

人間関係

・異年齢児と公園や園庭で一緒になったときに一緒に遊んだり、部屋に遊びにきたときは世話やまだ作れない玩具で作ってあげたりする姿が見られる。
・活動のなかでルール遊びを自由遊びのときにも、子どもたちだけで楽しむ姿があり盛り上がると30分以上やっている。楽しくなってくるとルールが都合のいいようになってしまうことがたまにあるので、様子によって仲立ちや相手の気持ちを考えられるような声かけをしている。

環境

・夏野菜の苗スイカ・きゅうりをグループに分かれてプランターに植える。作業を分担して進めるように声をかけると、水汲みや水やり、穴掘りなどの作業に分かれて動き、終わった後は3人で協力しながらプランターを持ちあげ元の場所に戻していた。
・公園で虫の大群を見つけると怖がる姿がありつつも、蟻の行列の行き先を観察したり、カタツムリが殻から顔を出すと大喜びしたりしていた。

言葉

・できごとなどは話したくて仕方ない様子で話しかけてくるが、自分の気持ちや友だちとのトラブルになったとき、うまく伝えられないことがある。トラブル時はやり取りの見守りや仲立ちをしていき、自分の気持ちや困っていることを言葉で表現できたときは、しっかりと気持ちを保育者が受け止めるようにしている。

表現

・制作では春の絵を描いた後、折り紙でてんとう虫、花紙で蝶を作り画用紙に貼った。折り紙では内側に折り込むことが難しかった様子だった。花紙折りは「前にもやったことある!」と言い、手慣れた様子で作業している子が多かった。
・レゴブロックやLaQなど、集中しながら大きな作品を作ることが増え、完成すると再び別の作品を作り始めたり、作れない友だちや異年齢の子に作ってあげたりしていた。…

5歳ぞう組2021年度4月のまとめ

健康

・生活の仕方や流れ、遊びのルール・公園の使い方などは日々の生活のなかで子どもたちと再確認や見直しをしていった。
・食事は進級した喜びから、意欲的に食べ進め以前より残量が少なくなってきている。自分の食べきれる量がわかるように声をかけ、食べられる量を選択できるように対応している。

人間関係

・それぞれ気の合う友だちと、遊びや生活を共にして楽しんでいる。
・年長になったことを喜ぶ姿があり、異年齢児と合同で散歩に行くときなど年下の子を道路の内側にして手を繋いだり、帰るときは公園で行きに手を繋いだ子に声をかけて一緒に並んだりしていた。

環境

・公園で蟻・ダンゴ虫・ミミズなどの虫探しや、タンポポ・シロツメクサの花を摘んで遊んでいる。シロツメクサを使ったブレスレットの作り方を伝えると「ママにあげる」と、ブレスレットや指輪の長さになるまで花を繋げていた。
・室内にダンボールを用意すると、家の仕切りのように囲いを作り、ままごとやごっこ遊びを楽しむ姿があった。

言葉

・自分の思いや気持ちを伝えることが難しい様子が見られた子に他児が気づいて保育者に伝えてきたり、世話をしながら話を聞いてあげて仲立ちしたりする姿がある。自分の気持ちや困っていることを言葉で表現できたときは、しっかりと気持ちが受け止められたことを伝えるようにしている。

表現

・こいのぼり制作では今回ハサミを使う作業を多くした。うろこを作りでは重ねた折り紙を切ることに苦戦する姿があったが、切り終えたあと折り紙を広げ綺麗な切り絵模様ができあがっているのをみたときに嬉しそうな顔を浮かべていた。…

5歳ぞう組2020年度3月のまとめ

健康

・今月も病欠なく皆元気に登園することができ、全員出席が連日続く。

・活動量が増え更に体力もついたことから、苦手な食材も口にするようになり、おかわりをして食欲旺盛である。

 人間関係

・卒園を祝う会を経て、友だちとの関わりを大切にする姿が見られ、クラス全体で楽しむ活動へと発展している。喧嘩の際、お互いの気持ちが納得できるまで話し合い、言い合っていることも多くあった。本気でぶつかり合うことで解決したときには、更に絆が深まっている。

環境

・今月より上履きを履いて過ごす。どの子も喜んで履き、着用することで就学への期待を更に膨らませている。

・午睡をしない時間に、将棋やオセロを楽しんでいる。子ども同士ルールを教え合ったり、確認したりしながら白熱の戦いを見せている。ぞう組だけにしかできない遊びに特別感があり、ていねいに扱う姿が見られる。

言葉

・言葉使いが悪いことで注意を受ける子が少しずつ減ってきた。子ども同士の関わりの中で、「そういういいかたよくないよ」「〇〇っていったほうがいいよ」と相手の気持ちを思いやる言葉が、さまざまな場面で聞かれている。

表現

・卒園制作のカレンダーが飾られているのを見て、「ぼくがかいたんだよ」「ここにはったんだよ」と保護者に嬉しそうに知らせていた。又、クラスの壁面の自画像を見て、「これ〇〇くんだよね?」「にてるね~」など子ども同士褒め合う姿が見られクラス全体の雰囲気がとても良い。…

5歳ぞう組2020年度2月のまとめ

健康

・就学に向け今月より午睡時間無しで過ごす。初めは疲れが見られ個別に午睡をとる子もいたが、どの子も活動の時間が増えたことを喜び、体調も良好である。

・病欠なく皆元気に登園し、連日全員出席が続いている。

 人間関係

・午睡が無くなり卒園や就学の不安もあってか、些細なことから言い争いが多くなった。落ち着いた時間や環境を設け、休む時間を作った。子どもたちの良いところをクラス全体に伝えていくようにしていくと、お互いを認め合い優しい気持ちが持てるようになってきた。

環境

・掃除の時間には、椅子を上げたり場所を移動したり、状況を見て行動する姿が見られている。

・片付けのときには、自分が使っていなかったものもていねいにしまい、クラス皆で協力して綺麗にする意識が芽生えている。

言葉

・自分の名前に興味を持ち、読み書きを進んでおこなっている。

・わからなかったり、不安を感じたときは「つぎは○○するんだよね?」と子ども同士で確認し合い「○○分になったよ、片付けだよ~」と気付いて声をかけ合う姿が見られている。

 表現

・卒園制作でカレンダー作りをおこなった。それぞれの月の担当が「ぼくこれきるから、ここにはってくれる?」「○○かこうか?」と相談しながらチームワークよく進め、手のあいた子は「てつだうよ」「ぼくもやっていい?」と声をかけ合い、活気に溢れていた。皆で協力しながら作ったカレンダーであることが表現されており、素敵な作品ができたことを喜んでいた。…

5歳ぞう組2020年度1月のまとめ

健康

・戸外での活動が増え寒い日も上着を脱ぎながら活発に過ごしている。大きく体調を崩すことなく皆元気に登園し、出席率もとても良い。

・引き続き手洗い・うがいを促し、部屋の喚起をこまめにおこない感染症予防に努めていく。

 人間関係

・友だち関係に変化が見られ、クラスのさまざまな子と関わることが増えてきている。リレーのチーム決めやルールのある遊びのなかで、意見の食い違いでぶつかることもあるが楽しく遊びを続けるためにはどうすれば良いのかを考えられるようになってきた。また、何が嫌だったかを自分の言葉で伝えられるようにもなってきた。

環境

・給食やおやつを食べる際、子どもたちの要望からいつもの所定の席ではなく、好きな席で食べる時間を設けている。そのときの人数に合わせてテーブル3台に対して何人ずつ座ればよいか自分たちで考え工夫しながら席についている。テーブル2台を使用し10人いる日は「5と5で座るといい」「6と4もあるよ」「7と3もある、でもこれじゃあ座れない」と子どもたちで相談し気付く姿も見られている。また、1人だけが座ることにならないように声をかけあっている。

言葉

・かるたやしりとり、カードゲームを楽しみ、更に文字や数字に興味や関心をもっている。自分の名前を書くときには、保育者や他児に尋ねたりひらがな表を持参して真似て書いてみたり、積極的に覚えようとする姿が見られている。

 表現

・鬼のかばん制作では、今までのなかでハサミを使用することがとても多かったが更に上達が見られスムーズに切り進めていた。切ったつのや目などのパーツを福笑いのように並べ「こわい目にする!まゆげはこんなかんじ!」と他児と楽しみながら作成していた。…

5歳ぞう組2020年度12月のまとめ

健康

・手洗い・うがいは習慣付き自主的におこなっているが、空気が乾燥していることもあり、手荒れを発症する子が数名出てきた。手拭きもていねいにおこなうよう声をかけていく。

・1名流行性耳下腺炎を発症する。他は病欠なく元気に過ごしている。

 人間関係

・あそぼう会ごっこを通して、他児と協力し成功させることの大切さと達成感を更に学ぶことができた。反面、行事が終わった開放感から活動や遊びが盛り上がり、楽しくなり過ぎるとエスカレートして落ち着かず制止が効かない姿も出てきている。楽しいこととふざけて大騒ぎすることは違うことをその都度伝えていく。

環境

・給食後保育者が片付けを始めると、机や椅子を子ども同士協力しながら運び、自主的に雑巾がけを始めている。各々が役割分担をしっかりとこなし手際良く掃除を進めている。

言葉

・言葉使いが悪い子や言い方、伝え方が強い子が目立ち言葉でのトラブルが多い。相手を傷つけてしまったり言葉の面では考えていかなければならない部分がある。日々の保育の中で言葉での伝え方について話し合う機会を設けているが、他児に対して思いやりのある言葉を掛けることはまだ難しいようだ。

表現

・あそぼう会ごっこでは、自信をもってさまざまにことに取り組むことができた。リハーサルでは回を重ねる度に上達し、当日は堂々とした態度で合奏・マスゲームを披露しこの経験が自信に繋がったようだ。…

5歳ぞう組2020年度11月のまとめ

健康

・冬に近づいてきたこともあり、大きく体調を崩す子はいなかったが、鼻水や咳が出る子が増えてきた。感染症予防も含めて、手洗い・うがいをていねいにおこなえるようクラスで話し合うと共に、個々の体調の変化にも気を配っていった。

人間関係

・あそぼう会ごっこでおこなう合奏の楽器を、自分たちで選び決めた。その中で、子どもたち同士何をやりたいか話しながら決める姿があった。自分がやりたい楽器を担当することができた喜びもあり、共通の目的に向かってクラス全体で意欲的に取り組んでいる。合奏・マスゲームのやりかたや並び方、隊形移動に戸惑っている子には、わかる子が教えてあげたり、自分たちがどうしたらうまくいくかなど話し合ったりする姿も見られている。

環境

・子どもたちの好きな音楽を流し、楽曲が終わるまでに片付けが終了できるか、ゲーム形式で片付けをおこなっている。イントロが流れると同時に素早く片付けを開始し、皆で協力しながら進めている。楽曲の終了より先に部屋がきれいになると、まだ流れている楽曲に合わせて踊ったり、リズムをとったりしながら片付け勝利を喜び盛り上がっている。

言葉

・子どもたち同士でなぞなぞを出し合ったり、しりとりをしたり言葉遊びを楽しんでいる。語彙が増えてきた中で、相手の気持ちを考えずに思ったことを口に出してしまうこともある。言葉でのやり取りの中で、相手の気持ちについても意識できるようにしていきたい。

表現

・あそぼう会ごっこに向けて意識が高まり、自分の役割を理解しながら楽しんで演奏する姿が見られる。

・季節の制作に興味を示し、集中して取り組んでいる。又、他児の作品にも関心を持ち、お互いの良さを認め合い完成した喜びを共有している。…

5歳ぞう組2020年度10月のまとめ

健康

・日によって寒暖差があり、そのときに応じて保育者の声かけがなくても衣服の調節を自らおこない、快適に過ごせるよう工夫している。

・元気に身体を動かすことは良いことだが、周りを見ず走り回り落ち着かないため、怪我が非常に多い。安全に遊べるように遊び方を繰り返し伝えていく。

人間関係

・ごっこ遊びが楽しくなり過ぎてエスカレートしてしまうことがある。そのためトラブルも多く、保育者のもとに助けを求めにくることも多い。手が出てしまうこともあるので自分の思いだけでなく、相手の思いにも気付いていけるよう声かけをしている。集まりの際に遊び方を全体で確認していく時間を設けていった。

環境

・散歩や戸外遊びなど秋の自然に触れる機会を多く設けた。公園では、どんぐりの殻を割り中身を出して撒くと鳩が食べにくることを知り、皆で協力しながら鳩の餌作りに夢中になっている。どんぐりをそのまま与えても食べないことや、食べやすいように中身を小さく潰した方がいいことなど、工夫することや発見を自然の中で楽しんでいる。

言葉

・やっていいこと、いけないことの区別が子どもたちの中で少しずつ気付いてきている。そのため、いけないことをしてしまった友だちに対して「ダメだよ!」「せんせいにいうから!」と注意する口調が強くなり、トラブルへと発展することが多々ある。今後は注意するだけでなく、何がいけなかったのかを相手に伝えられるように促していきたい。

表現

・うんどう会ごっこでは、リトミックやダンスを堂々と年長児らしく披露することができた。緊張の中でも、はじめのことば・おわりのことば共に友だちと協力しながら大きな声で発信し、この経験が自信に繋がったようだ。…

5歳ぞう組2020年度9月のまとめ

健康

・夏の疲れが出る時期なので、活動と休息のバランスに配慮し、無理のないように保育を進めた。出席率もとても良く、病欠や体調不良児も出ず元気に過ごすことができた。

・衣服の調節や水分補給、うがい、手洗いは習慣づき声をかけなくても、自ら気付きおこなっている。

人間関係

・さまざまな活動に対して意欲的に取り組む姿が見られ、活動を通して子ども同士、個々の良さを認め合うことが増えてきている。

・全体的に少しずつまとまりが見えてきており、ルールのあるゲーム遊びなど全員が参加し楽しんでいる。転がしドッチボールや相撲では、ボールに当たって外野に出たり、負けたりしても気持ちを切り替えて、他児を応援する姿も見られている。

環境

・朝顔の花を水の中に入れつぶして色水を作り、「こんな色になったよ!」と子ども同士見せ合い喜んでいる。又、少量の石鹸を入れると色が変化することに驚き、発見を楽しんでいる。朝顔やひまわりの種のできかたや採取の違いにも興味を示している。

・今までは、「長い針が6になったら…」などと活動の切り替え時間を話していたが、子どもたちから「30分?15分?」などと確認する声が聞かれているので、「30分ね」と時刻で知らせている。混乱なく切り替えができている。

言葉

・話を聞く態度が身についてきたことにより、他児の発言を聞き入れ、次の話題へと展開させ良い雰囲気を出している。それぞれが意見を出し合いまとまらないときは、保育者が仲立ちをして、みんなの意見が反映されるように配慮した。

表現

・うんどう会ごっこで披露するダンスの振り付けはすぐに覚え、練習など意欲的に且つ、楽しんで取り組んでいる。隊形移動も1回の声掛けだけでスムーズにおこなうことができている。

・絵の具で自分の顔を描いた。最初は戸惑っている様子だったが、輪郭を描くとイメージが膨らんできたようで、「髪の毛はこんな感じ」「目は…」と鏡を何度も見て確認しながら楽しんで描き進めていた。…