5歳ぞう組2025年度9月のクラスだより
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● 8月5日(火) 晴れ
絵の具の準備をしだすと「やった~」と喜び使っていた玩具を片付け始めた。何をするのかワクワクしている様子が伝わってきた。説明をして画用紙を配ると自由に色や大きさを選びそれぞれがストロースタンプで花火を作り出した。作りながら昨日の横浜の花火大会の話になり事故が起きたことなど朝のニュースで見たことを子ども同士で話し出した。ニュースを見ている子が多く感心した。給食では「僕たちが先生になる」と言い出した。お願いをして見守ると皆のお世話を楽しそうにしていた。
●8月19日(火) 晴れ
それぞれのお盆休みが明けて久しぶりに子どもたちと顔を合わせた。笑顔で休みの間の楽しかった話で盛り上がった。またスライム作りを楽しみに登園してきた事を伝えてくれた。スライム作りの説明をすると、真剣に話を聞き自分で進める姿が見られた。色や匂い、硬さに変化が出ると声をあげて喜び、友だち同士で見せ合い触れて盛り上がっていた。途中から小さな友だちが見に来た。すると小さな子がスライムに手を出しても優しく声をかけて触らせてあげていた。テーブルの上に玩具を乗せても何も言わずにスペースを空けてあげる姿に異年齢の関りに微笑ましく感じた。
●8月22日(金) 晴れ
夏祭りの招待状を各クラスに配りに行った。各クラスに「みなさん来てください」と元気に声をかけていた。室内遊びではブロックの取り合いになっている友だちに仲立ちに入る姿が見られた。一人一人の話を順番に聞き気持ちを受けとめながら意見を出し合っていた。一通りの話しをまとめて「仲直りをしたよ」と報告しに来てくれた。クラス全体でも話題に取り上げ相手の気持ちを汲み取ることやチクチク言葉とフワフワ言葉チクチク行動とフワフワ行動について話し合った。
●8月25日(月)晴れ
夏祭りの屋台の綿あめ制作をした。綿に色が付けられないことに気がつき「じゃどうする?」と話し合いが始まった。「昨日のお祭りで食べた綿あめは袋に絵が描いてあった」と提案があると早速袋に味の絵を描く事にした。子どもたちからの発想で面白い味の綿あめがたくさんできあがった。次に運動会のプログラム作りでマーブリングの材料を提示した。すぐに興味を示して集まり出す。少し緊張した様子で始めたが自分の作品ができると目をキラキラさせていた。とてもうれしそうに「かわいい」「きれい」と自然と喜びの言葉が出ていた。自分の順番が待ちきれず友だちのマーブリング制作に身を乗り出して見ている子もいた。
健康
・水分補給の大切さを話し合った。すると自ら進んで水分補給をし尿の色や匂いを気にかけ着替えや清拭、顔を洗い清潔にする姿が見られた。気持ち良さを感じながら健康に過ごす事に興味関心を持つ事ができた。
・暑い日が続き戸外で水遊びができない日が続いたがホールで縄跳び、トランポリン、鬼ごっこなど十分に体を動かして遊ぶことができた。引き続き体調管理、感染症に留意していく。
人間関係
・お盆時期は異年齢での関わりが増え遊びを通して仲が深まった。年下の友だちから頼られることをうれしいと感じていた。
・グループ活動を取り入れその中で自分の意見を話したり友だちの話を聞いたりすることで相手を認める発言や応援する姿が見られた。サークルをする機会を増やしこれからも見守りながら相手を思いやる心を育んでいく。
環境
・室内ではエアコンを使用し快適に過ごせるように心がけた。
・気温の低い日に園庭に出ると栽培物の変化に喜び色々な発見に目をキラキラさせて報告してきた。朝顔を摘み水に浮かべて観察し潰して色水を作り枯れてきたひまわりを見て種の付き方や数量に驚きながら収穫を楽しんでいた。気候に留意しながら秋の自然に触れる機会を作っていく。
言葉
・お盆時期に出かけたことや家でのできごとを笑顔で発表し質問しながら友だちの話を興味深く聞いていた。
・友だちが困っていると「どうしたの」「どうしたい」と相手の気持ちを汲み取ろうとする言葉が増えてきた。
・夏祭ごっこのお店屋さんでは「いらっしゃいませ」とお客さんに声をかけながら商品を進めお金やpaypayのやり取りを楽しんでいた。
言葉のやり取りを丁寧に行い、社会性を身につけていく。
表現
・夏祭ごっこの商品を作る為に必要な材料を自分たちで考え保育者に伝えてきた。興味が薄い子も活動が始まると興味を持ち一緒に作っていた。危険な箇所などさりげなくアドバイスをすると友だち同士で伝え合い作業を進めていた。「綿菓子の棒は取れたら危ないから取れないようにしなきゃ」とアイデアを出し合っていた。
・ストロースタンプや糸引絵、マーブリングなど色々な絵を描く技法を経験し描いたものを使って提灯などの制作に発展していった。子どもたちの普段の様子から興味のある物を汲み取り意見を出し合いながら制作を楽しんでいく。