4歳きりん組2025年度9月のクラスだより
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● 8月5日(火) 晴れ
室内ではにじみ絵の技法でアイスクリーム制作をおこなった。ティッシュで作ったてるてる坊主に水性ペンで自由に描き、霧吹きで水をかけてにじませた。すべての工程を自分でできることが楽しいようで、何回も繰り返し作っていた。最初は紙コップに入れて完成させる予定だったが、子どもたちから画用紙を切ってコーンにしたいという要望があったため、工程を変更した。今後も子どもたちの反応を見ながら製作や活動を進めていく。
● 8月8日(金) 晴れ
ちょうちん作りをする。ハサミで一回切りをしたり、バブルアートをして模様をつけたりした。バブルアートでは、絵具を5種類用意して最初は一色ずつ付けていたが、次第に混ぜて楽しんでいた。色水遊びで混色を楽しむ機会が増えていたので、混ぜると何色になるのか気になったのだと思える。一つの活動がさまざまな活動に派生していくのを感じた。
● 8月19日(火) 晴れ
スライム作りをおこなった。前日より知らせていたため、とても楽しみにしている様子がみられた。作り方を説明されると真剣に見つめる様子があった。好きな色の絵具を入れ、自分のスライムが出来上がる過程をじっくりと楽しむことができた。
● 8月28日(木) 晴れ
比較的涼しかったため、久しぶりに園庭に出ることができた。園庭に出られることを知らせるととても喜び、張り切って室内の片付けをする様子が見られる。園庭では、ヒマワリの種取り、朝顔の色水遊び、土の中の虫探しなど自然と触れ合うことができた。今後も涼しい時には水分補給をしっかりした上で戸外に出られるようにしていく。
健康
・戸外の気温が高く、熱中症警戒アラートが発令している日が多かったこともあり、基本的にはホールと室内で過ごす。子どもたちも熱中症警戒アラートのことをよく理解していて、「とっても暑いってことだよね」「熱中症になっちゃうかもしれないね」と話していた。比較的気温が低く、アラートが発令しない日には戸外遊びをすることができた。
・先月から食事の盛る量を食べられる量にすることを意識し、実践できるようになってきている。「これくらいなら食べられるかな」「もう少し食べたくなったらおかわりするね」という言葉も子どもたちから自然と出るようになってきている。
人間関係
・インターンシップや実習などで学生が保育園に来ることが多い一か月であった。最初は遠巻きに見ている子が多かったが、慣れてくると自分から学生の名前を聞いたり、自己紹介をしたりしながら関わってみようとする様子が見られた。引き続き、保育者が見本となりながら社会性が身につくように関わっていけるようにする。
環境
・新しく「にっぽんのおにぎり」という絵本を保育室に用意した。各都道府県の代表的なおにぎりが紹介されている絵本なため、「おじいちゃんが住んでいるところだ」「○○県行ったことあるよ」と興味を示す様子があった。また、部屋に掲示している都道府県の地図と照らし合わせ、どこに位置するのか確認する姿も見られた。長期休みで遠出をした子どもも多く、地域に興味が出てきている様子がみられた。
言葉
・先月より塗り絵に名前を書いてみようとする子が増えてきた。また、「ありがとう」「だいすき」などの簡単な文章も保育者に聞きながら書けるようになっている子もいる。今後も子どもたちが文字に対して興味が持てるような環境を作っていく。
表現
・月の制作としてアイスクリームを作った。完成すると、「アイス屋さんがしたい」と子どもたちから発信があり、ぞう組にアイスを売りに行きごっこ遊びを楽しんでいた。やり取りを楽しんでいる間に、お祭りごっこを開催することになった。子どもたちの中からお祭りの屋台で好きな食べ物を出して貰うことにした。すると子どもたちのみで相談をしてチョコバナナも作ることにした。生活の中で体験したことを遊びとして表現することができた。今後も、子どもたちを主体として遊びを展開できるようにしていく。