4歳きりん組月のまとめバックナンバー

4歳きりん組2024年度3月のまとめ

健康

・先月に引き続き、胃腸炎症状(下痢・嘔吐)などが多く見られた。こまめに、手洗いうがいなどの衛生習慣の徹底をしていく。また、新年度が近づくにつれ、環境の変化によって体調が崩れることが予想されるため、子どもたちの体に負担がかからないよう、無理のない活動内容にしている。

人間関係

・年長児が卒園することを寂しく思っているようで、「あと○回しか保育園に来ないの?」「また遊びに来る?」と尋ねる姿がある。今年度は散歩や日常生活の際によく関わって遊んでいたので、お世話をしてもらったり、遊びに混ぜてもらったりしながら良い関係性が築けていたのだと感じた。
お別れ会で渡すプレゼントもぞう組が喜ぶ姿を想像しながら作成し、当日も「また遊ぼうね」という言葉を共に手渡していた。

環境

・夜に雪が降った日が何日かあったため、翌朝保育園に来てから友だち同士で雪の話をしていた。なぜ降るのか、なぜすぐ消えてしまうのかなどを疑問に思っていたようだった。保育者が答えた。実際の体験のやり取りや、自然現象について知ることも良い機会だった。保育室内に関連する本を用意するなど、自分たちで調べられる環境を設けるとより良いと感じた。子どもたちが日常生活で感じた疑問を解決できるような環境を作っていく。

言葉

・子どもたち同士で手紙のやり取りを頻繁におこなうようになり、画用紙やコピー用紙に絵や文字を書いて交換して楽しんでいる。また、ぞう組からお別れ会のプレゼントのお返しとして「ありがとう」と書かれた色紙をもらうと喜び、「ありがとう」という文面の手紙を書くことも増えた。

表現

・保育室内に画用紙を置き、工作コーナーを用意した。ロボットやアクセサリーなど工夫してさまざまなものを作って楽しんでいる。また、文房具を安全に使うルールを理解できるようになっている。工作をしている際にはハサミやテープなどの道具類も自由に使えるようにしている。出来上がった作品を他児と見せ合い、どのように作るのか教え合いながら楽しんでいる。引き続き、自由に作品を作って楽しめる時間を保証できるようにしていく。

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4歳きりん組2024年度2月のまとめ

健康

・月の後半に胃腸炎症状(吐き気・嘔吐・下痢)などが多くみられた。
・先月まで暖かい日に戸外に出る際に「上着いらない」という子が多くいたが、寒くなってきているため全員が上着を着ている。今後も適した服装を伝えていき、子どもたちが自分で身支度を整えられるようにしていく。

人間関係

・帰りの会で明日の当番発表をする際にクイズ形式で紹介することが増えてきた。「○○が好きな子」「○○が得意な子」など該当児に当てはまるヒントを出すこともあり、子どもたち同士で長所や好きなものを理解し合っている様子が見られる。引き続き、他児の良いところを見つけ合い、伝え合えるような雰囲気を作っていけるようにする。

環境

・年長児になるという自覚が少しずつ出てきているようだった。会話の中でも進級を意識する言葉が多く出てきている。スムーズに進級できるようにぞう組の保育室で過ごす時間を設けながら年長児への期待感を持てるようにしていく。
・レールトイに興味を示している。どのようにパーツを組み合わせたら途中で止まることなくゴールにたどり着くのか相談し合いながら楽しんでいる。

言葉

・自分で絵や文章を書き紙芝居のように物語を作る様子が見られる。一人で作ることあれば、他児と相談し合って進めていることもあるようだった。子どもたちの活動や反応を見ながら適した材料や環境を用意していけるようにする。

表現

・ひな祭り制作ではじゃばら折りに挑戦する。保育者が手本を見せるとスムーズにおこなうことができた。また、パーツの貼り付けや顔を好きな画材で書き入れた。集中力がつき、指先が器用になってきたことで、工程が多い製作も楽しむことができるようになってきている。引き続き、子どもたちが楽しめるような制作を用意し、取り組んでいけるようにする。…

4歳きりん組1月のまとめ

健康

・先月に比べて感染症は落ち着いたが、嘔吐や咳、鼻水などの胃腸炎症状や風邪症状が見られる。引き続き、手洗いうがいなどの衛生習慣を身に付けていく。
・休み中の疲れからか昼食後はいつもよりも早く寝たいと伝えてくる子が多かった。活動を調整し、十分に休息できるようにした。

人間関係

・新年を祝う会では地域の老人会の方と交流する。最初は緊張から遠くから様子を見ている子、自分から積極的に話しかけに行く子などさまざまいた。慣れてくると「一緒にコマやろう」と誘いかける様子もあった。今後も地域の方と交流する経験を増やしながら社交性を養っていく。
・休み中にあったことを友だち同士で話して楽しんでいた。自分の話をするだけではなく、「○○ちゃんは何していたの?」と他児の過ごし方も気になったようで質問をしたり、自分の場合の話をしたりしていた。

環境

・「あけましておめでとうございます」と新年のあいさつを理解し、友だち同士で挨拶する様子が見られた。また、七草がゆ、お正月遊びなど新年にまつわる行事や遊びを体験した。引き続き、季節の移ろい等行事を通して伝え、遊びから感じていけるようにする。
・園庭で育てている大根が少しずつ大きくなっていることに気がつき、「いつ収穫できるかな?」と楽しみにしているようだった。引き続き、野菜の成長を楽しんでいく。

言葉

・他児やお家の人に手紙を書きたいという子が増えてきた。「あいうえお表」を見ながら自分で文章を考え、書くことを楽しみにしている。手紙やはがきサイズの紙を用意し、より手紙を書くことに興味関心を持ち楽しめるような環境を整えられるようにする。

表現

・長期休暇中に家でトランプをやったと話していた子がいたため、トランプを用意する。最初は保育者がルールの確認し進めていたが、慣れてくると子どもたちだけでカードを配り、ルールを確認することができていた。
また、自分が知っているルールを他児に知らせながら新しいルールのトランプをすることもできていた。今後も子どもたちの話や反応をしっかりと受け止め、適した環境を提供できるようにしていく。…

4歳きりん組2024年度12月のまとめ

健康

・発熱、咳、鼻水などの風邪症状が出てしまう子が多くいた。
・風邪やインフルエンザなど感染症に関する絵本の読み聞かせがすると興味を示していた。手洗いやうがいを意識しておこなっていた。
・食育ではサツマイモをアルミホイルに包み、おやつの焼き芋として食べた。自分たちが手を加えたことで同じ献立の日と比べてもよく食べていた。食育を通して、冬野菜への興味を持てるようにしていく。

人間関係

・合同保育があることで年上児の行動を真似して遊びを発展させたり、年下児が困っていると保育者に知らせたり手を貸そうとしたり気にかける様子が見られる。相手を思う気持ちが育っていると実感できる場面が多くみられた。これからも大切にしていきたい。
・乳児が園庭から室内に入る際に靴の着脱の手伝いを率先しておこなっている。

環境

・クリスマスが近づくにつれ、ホールの装飾がされていく様子を楽しんでいた。クリスマスプレゼントや、クリスマス会の話をしていた。
・戸外では寒さを感じることが増えてきた。走っていると体があたたまることに気が付くと、元気よく走っていたので、冬の遊びの楽しさを知らせていく。

言葉

・自分たちで文字を読んだり書いたりすることができるようになってきているため、カルタ遊びは今まで保育者が読み手をすることが多かったが、自分たちで札を読み、遊ぶことが増えてきた。
・塗り絵や自由画、制作などにも文字を書いてみたり、記名したりして楽しんでいる。少しずつひらがなにも関心がもてるようにする。

表現

・クリスマス制作ではスクラッチアートをする。クレヨンを画用紙に根気強く塗り、スクラッチを楽しんでいた。子どもたちの楽しめる活動を増やしていく。
・年始のお正月遊びに向け、凧を制作する。油性ペンを使用する際に手や服につくと落ちにくいことを知らせると注意深く扱っていた。

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4歳きりん組2024年度11月のまとめ

健康

・寒くなってきたことで鼻水、咳などの風邪症状が出ている子が増えてきている。
・上着や衣服の調整を自分でおこない、快適に過ごしている。また、戸外から入ってくる際には手洗いが習慣付いている。
・給食を自分で配膳するようになる。自分の食べきれる量を理解し、盛り付けることができている。このまま様子を見ていく。

人間関係

・22日もみじ祭りに参加し、地域の方と交流をする。最初緊張して自分から話しかけたり、手遊びを披露したりすることを恥ずかしがっていたが、慣れてくると笑顔だった。「おじいちゃんおばあちゃんと遊べて楽しかった」と話していた。今後も地域の方と交流する機会を増やしていく。

環境

・秋冬の菜園活動として大根を植える。すぐに発芽したため、興味を持って観察していた。
・クリスマスが近くなってきたことで、クリスマスソングを歌ったり、プレゼントの話をしたりしながら待ち遠しいようだった。

言葉

・プリントに自分で記名しようとする子、友だちに記名してもらおうとする子が増えてきてひらがなに興味を持ちだしている。
・絵本を広げていても自分の名前や身近に使われている文字を読み、「これって○○だよね?」と子ども同士で確認し合っている。

表現

・楽器での演奏やリズム打ちを楽しむ。最初「本当にきらきら星の歌きこえてくるの?」と言っていたが、演奏が上達してくると「今きれいに聞こえたね」と喜ぶ姿が見られた。楽器を奏でる楽しさを感じていた。
・園庭では鉄棒に取り組んでいる。友だち同士で技を見せ合いながら教え合っているようだった。これからも体を使った活動をし、運動する楽しさを伝えていく。…

4歳きりん組2024年度10月のまとめ

健康

・手足口病・溶連菌などの感染症で欠席する子が数名いた。
・咳・鼻水が出ている子が増えてきている。
・食事では白米や果物をよく食べ、おかわりする子・量が増えてきている。

人間関係

・小さい子がいると玩具を譲ってあげたり、手をつないで一緒に歩いたりお世話をしてみようとする。
・特定の子とイメージを共有して遊びを楽しんでいる。

環境

・バス遠足のシーパラダイスを楽しみにしていて、魚の図鑑やDVD映像を見てイメージを膨らませていた。また、初めての家から持っていくお弁当を楽しみにしていた。
・少しずつ寒くなってきたため、自分で長袖や上着の着用をし調整しようとする子が多くいた。

言葉

・自分の名前や友だちの名前を書いてみようとする子が増えてきた。
・カルタやクイズなど簡単な問題を自分で作り、友だち同士で楽しむ様子が見られる。

表現

・ハサミを使った制作や室内遊びをおこなう。2枚合わせた状態の画用紙を自分で切り進めることができる。また、ケーキやピザの形のプリントを
1ピースずつに切ってままごと遊びに使用した。
・楽器に興味を持ち、リズム打ちを楽しんでいた。

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4歳きりん組2024年度9月のまとめ

健康

・大きく体調を崩す子も少なく、機嫌よく過ごしている。
・食事では魚が好きな子が多く、主菜が魚の日はよく食べている。
・衣服を片付けるときにたたんでしまおうとする子が増えてきている。

人間関係

・運動会や運動会練習では他のクラスの競技の応援をしたり、見学をしたりしながら「かっこよかったね」「がんばっていたね」と話していた。また、真似をして楽しむ姿もあった。

環境

・10月にバス遠足でシーパラダイスに行くことを知らせると海の生き物図鑑を見ながらどんな生き物を見ることができるか想像し期待している。
・散歩先ではどんぐりを少しずつ見かけるようになる。もう少しするとたくさん落ちることを知らせると楽しみにする様子が見られた。
・日によって気温が暑い日、寒い日があったため、自分で衣服の調節をしてみようとする姿が見られた。

言葉

・保育室に掲示している曜日が書かれたカードの文字が読めるようになってきた。毎日の日付確認の際に「今日は木曜日でしょ?」「明日は火曜日?」など曜日を意識するようになってきている。

表現

・制作ではにじみ絵でとんぼを作った。色の混ざる様子を楽しみ、「次はピンクと青混ぜてみる」「どうしたら黒になるかな?」など口にしながら次々に試していた。
・運動会のバルーン練習を楽しみ、曲に合わせて技を決めると「すごい!」と口にしていた。また、日常生活の中でもよく曲を口ずさんでいた。
・UNOやプレゼントカードなどのカードゲームのルールを覚え、子どもたちで誘い合って楽しんでいる。…

4歳きりん組2024年度8月のまとめ

健康

・先月に引き続き咳が長引いている子が多かった。
・幼児3クラス合同でホール会食の機会が多かった。いつもと違う雰囲気だったことで気持ちも高まり、いつもよりも食が進んでいた。
・連休があったことで、親子分離に時間がかかる傾向がある。気持ちを切り替えられると機嫌よくいつも通りに過ごせていた。

人間関係

・ぞう組の遊びに積極的に混ぜてもらっている。信頼関係も築いてきたため、何か手伝ってほしいことがあると近くにいるぞう組を頼りにして声を掛けることもある。
・休みの子がいるとどうして休みなのか、具合が悪いのか心配する姿がある。

環境

・夏休み中に川や海に行った子が多く、海辺の生き物に興味を持つ様子が見られる。図鑑を広げ見たことある生き物や気になる生き物を思いおもいに話していた。
・“とんぼのめがね”を口ずさみながらとんぼの観察を楽しんでいる。

言葉

・塗り絵をしている際に自分の名前を書いてみようとする子が増えてきた。
・毎日の日付確認では、保育室にあるカードに書かれた文字を読み、曜日を確認していた。
・献立表が保育室内にあることに気がつくと、書かれている内容が気になり保育者に聞いていた。

表現

・花火をモチーフにしたはじき絵をおこなった。「赤の花火描いたよ」「お祭りで花火みたところだよ」など自分の経験を元に自由に描き楽しんでいた。絵具を塗る際には、クレパスの上をはじくことが楽しかったようで、一度はじき絵をしたあとにクレパスで絵を描き足し、はじき絵を繰り返し楽しんでいた。

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4歳きりん組2024年度7月のまとめ

健康

・咳が出ている子が数名いたが、体調不良での欠席が少なかった。
・熱中症に関する絵本の読み聞かせをすると、意識して麦茶を飲んでいた。また、給食中に味噌汁に塩分が含まれていることを知らせると、「絵本に乗っていたやつだ」と気がつき、いつもよりもよく飲んでいた。
・暑さや水遊びの疲れもあり、食事中に「早く寝たい」と伝えてくる子が多かった。すぐに横に慣れるように準備をすると体を休めていた。

人間関係

・新しいえいごで遊ぼうの講師には緊張しているようで照れ笑いをしている姿が見られた。
・友だち同士で伝えたいことがあると保育士を一度介して伝えようとする子が多かったが、直接知らせることが増えてきた。
・クラスの友だちの好きなものや得意なことへの理解が深まり、「○○くんは○○が得意だから手伝ってもらう」などと口にしている。

環境

・転がしドッヂボールブームである。円の中に入り、転がってくる2個のボールを上手に避けて楽しんでいた。ルールもよく理解していて、当たった時には自ら円の外に出て友だちを応援している。
・セミの鳴き声に気がついた子がいると「ちょっとみんな静かにしてみて」と全員で耳を澄まし、鳴き声を楽しんでいた。

言葉

・休日にお祭りにいった子が多く、出会った人や食べたものをうれしそうに話している。また、その時の様子を再現してお祭りごっこを楽しんでいた。
・帰りの会ではお当番が「今日楽しかったこと」を発表している。最初は「遊んだことが楽しかったです」と答えることが多かったが、慣れてくると「○○ちゃんと○○をして遊んだことが楽しかったです」と具体的に話せるようになってきた。また、聞いている子どもたちも「そうなんだ」と相槌が聞こえてくるようになり、友だちの話を聞いてみようとする姿勢が少しずつ増えてきている。

表現

・紙飛行機の折り方を覚え、頻繁に作ってとばしていた。投げ方や形を工夫している様子がある。遠くまで飛ぶことができると嬉しそうに他児や保育者に「ここまで飛んだよ!」と知らせていた。
・制作では金魚を作る。飾りつけとして袋に入れて金魚すくいようにする際には、「じゃぷん」「お水の中に入ってね」などと声をかける姿が見られた。折り方をすぐに覚え、繰り返し作って楽しんでいた。

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4歳きりん組2024年度6月のまとめ

健康

・発熱や咳、鼻水などの風邪症状での休みが多く、全員が揃う日が数日のみだった。
・先月に引き続き戸外に出る前、戸外で遊んでいる時、帰る前とこまめに水分補給をおこなうようにした。また、暑さ対策として日陰を選んで遊ぶ子も多かった。

人間関係

・ぱんだ組と手をつないで散歩する。普段はぞう組との散歩が多いので、少し緊張する様子が見られた。疲れてしまったぱんだ組を励まし、横断歩道では手を上げるなどの交通ルールを知らせながらリードしようとする様子があった。
・りす組、うさぎ組などの小さい子に対して頭をなでる、玩具を渡すなど優しく接する様子が見られた。

環境

・だるまさんがころんだがブームで園庭や公園で誘い合って楽しんでいる。
・ぞう組が椅子取りゲームをしているのを見つけ、興味を持った子が多く見学をしていた。その後、ぞう組から誘ってもらい参加してみる。初めての子も多かったが、見学していたのでスムーズに参加することができていた。
・笹飾りを室内に飾ったことで七夕の行事に興味を持つ様子が見られる。

言葉

・時計の制作では希望する子は自分で数字を描いてみた。見本をみながら慎重に描く姿が見られた。「9」と「6」の形が似ていることに気がつく子が多かった。
・朝の会ではお当番に対して子どもたちが考えた質問を投げかける。答えることが難しい質問も「考えるからちょっと待ってて」と受け答えを楽しんでいた。

表現

・制作では時計を作る。自分の好きな色の組み合わせを楽しみ、完成すると「おむかえの時間にしておく」「ごはんの時間は何時かな?」と自分の好きな時間に針を動かして遊んでいた。
・輪つなぎを作った。好きな色を選びつなげることを楽しんでいた。少しずつ長くなってくる様子に盛り上がり、友だちや保育者に「みて!」とアピールしながら楽しんでいた。…