健康
・新しい生活に少しずつ慣れ見通しを持って身の回りのことに取り組む姿が見られてきた。日々の生活の中で一日の流れや遊びのルールなど子どもたちと一緒に見直し再確認をした。
・戸外では追いかけっこや鉄棒、砂場でのダムづくりに夢中になり水をくむなど友だちと協力しながら楽しんでいた。また、園庭を掘り続けると土の色の変化や砂利がたくさん出てくることを発見し喜んでいた。子どもたちの言葉や発見したことを一緒に喜びながら楽しんでいく。
人間関係
・集団遊びやリレーを楽しんでいる。園庭から入室する際に「小さい子が入ったら○○をやろうよ」など小さい友だちの存在を気に掛ける言葉が聞かれた。繰り返し楽しむ中でホールでは自分たちで集団遊びに盛り上がる姿も見られてきている。自分たちで簡単なルールを決められるように促していく。
・遊びの中で積極的に小さい友だちに優しく声をかけて関わろうとする姿や玩具を手渡す姿が見られた。最年長児という自覚の芽生えを大切にする。
環境
・ぞう組の玩具に興味を持って遊んでいるが片付けの場所が把握しきれていないのか乱雑になっている。子どもたちが手に取りやすく片付けやすい環境を整える。
・園庭のプランターを動かしダンゴ虫を見つけて季節の移り変わりを感じている。また、小さい友だちに声をかけて優しく手の平にのせてあげている姿が見られた。異年齢の関わりを大切にしながら心の育ちにつなげる。
言葉
・自分の思いを言葉で伝えることが難しい場面が見られ子ども同士のやり取りを見守りながら必要に応じて仲立ちをしてきた。日々の生活や朝の会、帰りの会などでお当番と子どもたちのやり取りを続けていき、自分の思いを伝える心地よさを味合わせる。また相手の思いを聞き受け入れられるように仲立ちをしていく。
・保育者が積極的に「おはよう」「さようなら」「ありがとう」などの挨拶をすることで気持ちよく挨拶を交わせるように無理強いせずに伝える。
表現
・折り紙や画用紙をはさみやセロハンテープを使い自由にイメージを膨らませて作品を作り上げている。保育者や友だちの反応を喜んでいるので完成した作品は一度保育室に飾り家に持ち帰るようにしている。
・セロファンを使ったこいのぼり制作では興味を示し「早くやりたい」と意欲的に取り組んでいた。光が差し込み床に色が移ることや色の違うセロファンを重ねると新しい色ができる事を発見し楽しんでいた。子どもたちの興味に合わせて制作に取り組んでいく。