食事
・殆どの子が「いただきます」と挨拶して食べ始めている。「これなに?」「にんじん食べよう」などと言って、食材に興味を持ち名前を覚えている。スプーンですくうときに、左手で食器を押さえている子も多く、食べこぼしも少なくなっている。
睡眠
・布団に横になると静かに寝ようとしている。起床時間までぐっすりと眠り、休息時間はしっかりと確保できている。週末の毛布とシーツの持ち帰りのときは、保育者がたたむと「洗うの」と言いながら喜んで自分のロッカーに運んでいる。
排泄
・生活の流れが身についていることにより、次の活動や予定を伝えていくと先の見通しがつき排泄や手洗いがスムーズにおこなえている。紙パンツを持参してトイレに行くと1人でズボンやパンツを脱ぐ子が増えている。ほぼ全員1人でズボンが履けるようになっている。
健康
・発熱で欠席が長引く子が多かった。寒暖差も激しかったこともあり、咳や鼻水の症状が殆どの子に見られ体調不良が目立っていた。家庭と連絡を取り合い一人一人の健康状態に気を付けた。
身体発達
・転ばず走ることができるようになり、クラス全員で簡単な鬼ごっこを楽しんでいる。滑り台で滑った後の着地に安定が見られ、ほぼ全員上手に足から着地できるようになっている。
情緒面
・休園や長期欠席明けは登園人数が少なかったこともあり、ゆったりと落ち着いて好きな遊びを楽しむ姿が見られた。玩具の取り合いが少なくなり、貸してあげたり、一緒に同じ玩具を使い共有したりしながら子ども同士で遊びを発展させて楽しんでいる。
言語
・全体に対しての問いかけや質問も的確に返答し、更に言葉のやり取りに意欲的な様子が伺える。
・保育者がくしゃみをしたり、絆創膏を指に巻いているのを見つけたりすると、「だいじょうぶ?」「ここ切ったの?」「痛い?」と労う言葉を掛ける子が多い。又、「誰が」「どこで」「どうした」のように時系列を追って順序立て話す場面も多く見られている。