食事
ほとんどの子が食事に興味を持ち、自分で食べようとしている。手づかみの子も多いが、月齢の高い子はスプーンを使って食べる姿も見られる。また、食べ物の好みもはっきりし、苦手なものは口に入れて出す子や、食べずに終わりにしている。
睡眠
眠くなると抱っこやおんぶをしたがる子もいるが、ほとんどの子は布団に横になって眠ることができる。午前睡眠をとったり、30分程度で目覚めてしまう子もいるが、保育者の顔を見たり、トントンされ安心し再入眠できる子も増えてきている。
排泄
高月齢児は保育者に声をかけられて、保育者のところに来る子や、オムツを自分で取りに行く子もいる。戸外に出る前や食事前など、活動の切り替え時に声をかけることでオムツ替えを嫌がる子は少ない。
健康
鼻水が出ている子が多く、発熱や咳がひどく休む子もいた。また、熱性けいれんを起こした子もいたが、保護者と相談しながら、体調に合わせ、戸外遊びを取り入れるようにしていった。
身体発達
ハイハイや伝い歩きの子もいるが、ほとんどの子が歩きは安定してきている。
廊下や戸外で走る姿も見られるようになってきた。
絵本をめくったり、穴落とし等指先を使った遊びを楽しみ、指でつまんだりしている。また、水道の蛇口をひねることができる子もいる。
情緒面
受け入れ時に泣く子や、保育者を追う姿も見られるが、ほとんどの子は保育者にも慣れ、機嫌よく遊んでいる。友だちが泣いているとつられてしまう子もいるが、ほとんどの子はつられることなく、安定して遊ぶことができる。
言語
高月齢児は不明瞭ながらも一語文から二語文で伝えようとしている。又、保育者の言葉を反復したり、友だちの名前を言ったりしている。低月齢児は喃語や指差し等で要求を伝えているが、「お手々洗おう」等、保育者の簡単な言葉は理解し、水道まで来ることもある。