健康
特に体調を崩す子どももいなく、健康に過ごすことができた月だった。散歩などの戸外活動では活動前に少し億劫になってしまう子どもが何名かいるが、公園に到着すると友だちや保育士を誘いながら鬼ごっこなどで積極的に体を動かして楽しんでいる。しかし、散歩中や鬼ごっこ中に転んでしまうなどで起きる軽い怪我が多かった。歩いている最中の声がけや、鬼ごっこなどをするときの場所設定などを工夫して怪我を少なくしていきたい。
人間関係
室内遊びでは、気の合う友だちを誘い合いながら同じ遊びをしてよく楽しんでいる。散歩先の公園では遊びに誘い、異年齢で関わり合いながら鬼ごっこなどの簡単なルールのある遊びを楽しんでいる。遊びの中で起きるトラブルについては、保育士が介入せずとも解決することもあれば、言葉の補助が必要なときもある。子ども同士の遊びの様子をトラブルが起きた際にはすぐに介入せずにやり取りを見守っていき、必要なときに補助に入れるようにしていく。
環境
虫などの生き物に関心をもつ子どもが多く、月刊誌に付属していた「ポケットずかん」が個人持ちになると戸外活動の度に持ち歩いて、散歩先で茂みの中で生き物探しを熱心に行う姿がよく見られた。アリやダンゴムシを見つけると「暖かくなってきたから出てきたんだね。」と、友だちと話し、春の季節の変化も感じることができていた。
言葉
遊びや生活の中で友だちや保育士と会話を楽しみながら過ごしている。しかしその中で言葉の使い方が強くなってしまうことが多くみられる。相手に伝えるときの言葉の使い方を今後繰り返し伝えていくようにする。また一度言葉の使い方で「チクチク言葉」についてクラスで話をした。子どもたちも印象が残っているようで、友だちの言葉の使い方が強くなってしまったときなど「それはチクチク言葉だよ。」と指摘して伝えることができている。
表現
こいのぼり制作や工作を行った。どちらも子どもたちに素材だけを渡し、最低限の工程だけを説明し、自分が思うままに自由に作っていいことを伝えると、「これがしたい。」と保育士に伝え、難しいところは補助を加えながらじっくり集中して取り組むことができていた。また工夫した点などは、友だちや保育士に伝えて、自分自身が表現したことを言葉で説明をしていた。その中で、絵の具や筆の使い方なども一緒に伝えて、意識して使用することができていた。