4歳きりん組・5歳ぞう組2021年度7月のまとめ

健康

園での生活の中で少しずつ見通しをもって生活できるようになってきた。午睡の時間は、体を休める子と、起きている子に分かれて過ごすようになったことで落ち着いて過ごせている。気温の変化から鼻水や咳が出ている子もいたが、大きく体調を崩すことなく登園していた。湿度が高く蒸し暑い日も多かったため、子ども達の様子や活動に合わせ、シャワーをして清潔に保てるようにした。

人間関係

友だちと遊ぶ楽しさを感じている一方、一緒に遊んでいるからこそのぶつかり合いや、物の貸し借りでトラブルになることも多かった。自分の意見や気持ちを言葉にして伝えるように仲立ちをし、相手の気持ちを知ることができるように関わってきた。自分の気持ちを言うだけだった子も、少しずつ相手の話に耳を傾けたり、納得して気持ちを整えたりすることができるようになってきた。

環境

室内の玩具を見直したり、テーブルや棚の位置を変えたりしながら集中して遊べる環境を考えてきた。絵の具で遊べるコーナーでは、筆を使って色を混ぜ合わせながら絵を描くことを楽しむ姿が見られているので、引き続き継続していきたい。水遊び後には、ホールで鉄棒や跳び箱を使って、体を動かす活動を行ってきた。運動遊びの種類を増やし、体をたくさん使う経験ができるよう環境を整えていきたい。

言葉

自分の思いや意見を言葉にして伝えようとする姿が増えてきた。相手の話を聞こうとするが、相手が自分の話を聞いてくれないことで言葉が乱暴になってしまったり、手が出てしまったりすることがまだ見られている。話を聞きながら、乱暴な言葉を言われたらどういう気持ちになるかを考えられるような声掛けをしてきた。その場にあった声の大きさや、静かにする時間があるということを知っていけるよう繰り返し話を伝えていきたい。

表現

こどもまつりの制作で絵の具を使って木を描いてから、絵の具を使って描くことに興味を示し、引き続き木の絵を描いている。男の子中心で折り紙を使って昆虫を折った物を木の絵に貼り付けることを楽しんでいた。水遊びでは色水遊びや泡遊びなどタライの中に入れて色の変化や泡の感触を楽しんでいたので、夏の遊びを今後も取り入れていきたい。

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