健康
梅雨が明け、高温の日が続くようになり、水遊び前の水分補給は欠かさず行ってきた。室内で過ごしていても熱中症になることがあることを伝えると、自主的に水分補給をすることが増えていた。水遊びをした後に汗をかいてしまったり、食事の時に汚れてしまったりした時には保育者が声を掛けなくても自ら着替えをしていた。
人間関係
好きな友だちと好きな遊びをじっくり楽しむ姿が見られるようになってきた。ルールのある遊びではルールが分からない友だちに説明をしたり、「何回もやれば分かるようになるよ!」と伝えたりする姿が見られた。友だちとの仲が深まってきているように思うが、感情が高ぶると、友だちに対する言葉がきつくなってしまうことがあった。保育者が仲立ちとなり、時間がかかってもお互いが納得できる話し合いになるよう援助してきた。
環境
水遊びを中心に楽しむが、顔に水かかかるのを嫌がる子や濡れたくない子もいたため、ダイナミックに遊びたいグループと、濡らさないで水に触れることを楽しむグループに分かれて遊ぶことで、それぞれ水遊びを楽しむことができた。色水遊びでは、色を混ぜ合わせながら色の変化を楽しんだ後、ジュース屋さんごっこに発展させていた。ホールでは、鉄棒を使って前回りをしたり、逆上がりの練習をしたりすることに取り組んだ。できるようになりたいという気持ちで何度も挑戦していた。
言葉
絵本や塗り絵を通して、ひらがなカタカナに興味を持ち、読んだり自分の名前を書いたりすることが増えてきた。給食のメニューや今週の予定表を読み上げる場面も見られるようになった。
言葉で自分の思いを伝え、相手の言い分を聞き、子どもたち通しで上手く伝えることができずトラブルになってしまう事もあったが、話しをしようとする意志が見られるようになった。
表現
製作は意欲的な子が多いが、セロハンテープだけではなく、のりやはさみを使う工作遊びを取り入れ、はさみやのりに触れる機会を多く作っていきたい。絵の具で画用紙に大きく描くことを好んでいるが、色鉛筆を使って細かく描くことも増えてきている。季節の自然物も取り入れ、表現の幅を広げられるようにしていきたい。