【健康】
新年度が始まり、新しくなった保育室や保育者に始めは戸惑っていたが、少しずつ慣れてきた様子が見られた。こぐま組での生活の流れを覚えるなかで、ズボンの着脱や靴下の脱ぎ履きなど自分でできることはやってみようとしている姿が見られた。
季節の変わり目で体調を崩し鼻水や咳をする姿が見られ、子ども自ら鼻水が出たことを保育士に知らせていた。給食やおやつの前には保育士の言葉掛けで手を洗い、清潔を保ちながら過ごしている。
戸外活動では好きな遊具を見つけ身体を動かして保育士に見守られながら、のびのびと過ごしていた。
【環境】
保育室から見える桜や、散歩の際に落ちている桜の花びらを見て保育士が「桜さいているね」と言葉掛けを行うと「さくらだ」と興味を持つ姿が見られたり、自然に触れられるよう工夫をした。またダンゴムシやアリなどの虫に興味を持ち、探索活動をする中で発見があると保育士に知らせていた。
【人間関係】
保育士や友だちのやっていることに興味を持つ姿が見られ、真似をして一緒にやってみたり、自分もやりたいと保育士に伝えることもあった。その中でまだ自分の気持ちを言葉で相手に伝えることができずに手が出ることもあったが、その都度保育士が気持ちを受け止めて代弁していくことで遊びを通して関わり方を学んでいく姿がみられた。
【言葉】
保育士が気持ちを代弁したり、伝えることによって「やだよ」や自分ではできない事があると保育士に「やって」と言葉で伝える事が出来るようになってきている。絵本や手遊びを通して、言葉を真似て楽しむ姿や、家庭での出来事や見たことを保育士に話して会話を楽しむ姿が見られるようになった。
【表現】
音楽に合わせて身体を動かしたり走って嬉しそうにする姿がみられた。「○○がいい」と体操や曲のリクエストをして楽しむ姿も見られたので、体操のレパートリーを増やしていきたい。また製作で使用した絵の具も興味をもって楽しむ姿がみられたため、活動に多く取り入れていこうと思う