【健康】
天候も安定せず、寒暖差があったので、一ヶ月を通して、鼻水が出ている子どもが多かった。こまめに鼻水を拭き、衣服の調整も心掛けた。午睡時には起きた子どもは別のスペースで遊び、しっかりと休息ができるように環境を整えた。
【環境】
天気の良い日は戸外に出て草木や虫などの自然に触れたり、体を動かしたりして遊んでいる。虫に興味がある子どももいて、「アリさんいるかな」と散歩時に保育者に問いかける姿も見られた。また、一日の生活の流れが身に付いてきて、帰園時や食事の前は手を洗う、食事と着替えが終わったら、自分の布団を見つけて寝転ぶことが分かるようになった子どもがいる。
【人間関係】
普段の生活の中では保育者に見守られながら安心して過ごすことができている。普段クラスに入らない保育者が来ると、人見知りをして泣いたり慣れた保育者に抱っこを求めたりする子どももいる。友だちとの関わりも少しずつ出てきて、友達がやっていることを見て笑ったり、友だちの言動を真似して楽しんだりする姿もある。
【言葉】
おしゃべりが上手な高月齢児は保育者の言葉遣いの真似をしたり、友だちに保育者のような口調で「できたね~」と話していたりすることがある。まだはっきりと言葉が出ない児もいるが、指差しや顔の表情などで保育者に気持ちを表現している。その際には「○○がやりたかったんだね」などと言葉を添えて応対するようにした。
【表現】
体操が好きな児が多く、「ミニー」「ぶるぶる」などと好きな曲をリクエストして楽しんで踊っている。保育者が新しい曲を踊ると、じっと見る子どもや見ながら真似をして体を動かす子どもなど様々な方法で楽しんでいる。絵本やわらべ歌なども知っているところは一緒に声に出したり「もういっかい」と繰り返し同じ絵本や歌を見たり聞いたりしている。