健やかに伸び伸びと育つ
手、足、口、やヘルパンギーナにかかり休む子が多くいた。一人一人の体調の変化を把握し、家庭と連携を図りながら対応していった。鼻水や咳をしている子も見られ、鼻水を拭くことを嫌がる子がいたので「きれいにしょうね」と優しく声掛け、細めに拭いて心地良く過ごせるように配慮した。また、朝の検温で体温の高めの子は細めに検温をし、一人一人の体調を把握しながら関わっていった。給食については、初期から中期の段階へ進み形状や味が変わることで、食べ方が変わることがあるので、「おいしいね。」「もぐもぐできたね。」と意欲的に食べる気持ちを育むようにした。
身近な人と気持ちが通じ合う
友だちの存在や、友だちのしている遊びに関心を持ち、側で観察したり、同じ玩具で遊びたい気持ちから、玩具を強引に取ったりする様子も見られるようになった。子どもの気持ちに寄り添い同じ玩具を準備するなど関わった。指差しや言葉を発したりする姿には、子どもの思いに共感しながら言葉を添え、やり取りを楽しめるようにし、好きな絵本を保育者と一緒に繰り返し楽しむ中で、発語につながるような関わりを持つように心掛けた。
身近なものと関わり感性が育つ
手遊びや踊りに興味を持ち、保育者の簡単な動作を真似たり、体を揺らしたりして楽しむようになった。また、保育者が「○○上手だね」と声掛けると、拍手をして喜びを表現する子がいた。子どもたちの嬉しい気持ちに共感し、一人一人の要求を十分に満たしていけるように関わっていった。