0歳りす組2021年度9月のまとめ

【健やかに伸び伸びと育つ】

過ごしやすい気候になり戸外に出て遊ぶ機会が増えた。歩ける子の中には、小走りができるようになり外に出ると、活発に体を動かしたりしている。月齢の高い子の中には、排便、排尿の感覚を感じ、保育者に「あ、あ」と声を出して手で押さえたりして教えたりする子がいた。「おしっこ出たの」「きれいにしようね」など言葉をかけ、スキンシップを取りながら清潔に過ごせるように関わっていった。完了食の子は、手づかみや、スプ-ンを持って食べようとする姿が見られた。自分でできる喜びが味わえるような言葉かけや援助をし、後期食の子は、早く食べたい気持ちから大きな声を出すこともあった。「おいしいね」「もぐもぐできるね」などと言葉を添えて食べることの楽しさが味わえるような雰囲気作りを心掛けた。

 

【身近な人と気持ちが通じ合う】

友だちに興味を持ち、関わりたい思いから、持っているものを欲しがり、取ってしまう姿が見られた。「遊びたかったね」「嫌だったね」など互いの思いに寄り添った言葉かけをしていった。保育者が必要に応じて仲立ちすることで楽しみながら友だちとの関わりを広げていった。また、保育者が声をかけると笑顔で応え「はい」と返事をする子もいた。指差しや言葉を発したりする姿には、子どもの思いに共感しながら言葉を添え、やり取りを楽しめるようにし、好きな絵本や歌を保育者と一緒に繰り返し楽しむ中で、発語につながるような関わりを持つように心掛けた。

 

【身近なものと関わり感性が育つ】

公園や屋上では、砂場に座り、砂の感触を楽しんだ。保育者が砂で型ぬいたり、山を作ったりすると楽しそうに壊して遊んだり、保育者の真似をして、シャベルで砂をすくおうとする姿が見られた。音楽が流れると一緒に歌おうと語尾を言ったり、歌に出てくる動物の真似をしたりして楽しむ姿が見られた。また、ぽっとん落としやシール遊びなど新しいものを見せると、次から次へと子どもが集まり興味を示して、手に取り指先を使ってつまんだり、剝がしたりして、各々が遊び始める姿が見られた。

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