5歳ぞう組2022年度10月の保育日誌

10月8日(土) 晴れ
保育園生活最後の運動会を、千代田区スポーツセンターで行う。初めての場所だが、緊張することなく、落ち着いて保育者の話を聞き参加できていた。初めの言葉や体操の見本など、一人一人が主役になれる場面を作り、みんなが自信をもって競技に取り組めていたので、本当に良かった。毎日楽しんで行っていたソーラン節も、今までで一番元気に演じることができた。また、リレーや借り人競争などでは、友だちと協力したり、競い合ったりしながら取り組んでいて、内面の成長も感じることができた。

 

10月19日(水) 晴れ
今日は、東京の伝統行事・日本橋の秋の風物詩の日本橋恵比寿講『べったら市』へ出かけた。たくさんの提灯や出店に目を輝かせ「これが、べったら?」「大根で、できてる!」「いい匂いがする!」「食べてみたいね。」などと興味津々な様子が見られた。神社を参拝したり、飾られていた神輿を見たりして、祭りの雰囲気も満喫することができた。コロナ渦で、なかなか伝統的な行事に参加できずにいたが、今回のべったら市では、日本ならではの文化を感じられるような貴重な体験ができたので良かった。

 

10月26日(水) 晴れ
バス散歩で、上野動物園へ出かけた。ぞう組になり初めてのお弁当持参のイベントだったので、朝からとても楽しみな様子だった。出発前に『かわいそうなぞう』の絵本を読むことで、イメージを持って動物園へ行くことができた。また、動物園では学習プログラムを活用し、クイズをしながら細かい部分までじっくり観察したり、動物の生態を知ったりして、楽しく参加できていた。昼食の時間は友だち同士でお弁当を見せ合いながら、嬉しそうに食べていた。今回のバス散歩が、とても楽しかったようで「次も、お弁当を持って、バス散歩に行こうね。」と話していた。

 

10月27日(木) 晴れ
きりん組と合同で、食育『お米』を行う。最初に、米にまつわるクイズをして知識を深めた。「こっちが正解かな?」「お茶碗一杯3000粒だって!」などと、友だちと一緒に考えながら答えを出す姿が見られた。紙芝居を見たあとに、稲穂を見ながら写生する。クレヨンの色を混ぜるなどと色を工夫したり、紙芝居の中で見た田んぼを描いたりしていた。最後に、脱穀・もみずり体験を行う。割りばしや指を使って脱穀したもみを、すり鉢を使ってもみずりしたのだが、友だちと協力したり、役割をきめたりしながら、夢中になって取り組んでいた。活動後は、最後までしっかりと片づけをすることができた。

 

 

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