0歳りす組2021年度4月のまとめ

健やかに伸び伸びと育つ

月齢の高い子は、はいはいで移動したり、つかまり立ちから伝い歩きをたりする姿が見られた。歩行、伝い歩きはまだ不安定なので保育者が側につき、安全に体を動かして遊べるように援助し、環境を整えた。月齢の低い子は寝返りや腹ばいになると手足を動かし、前方にある玩具を手に取ろうとする。保育者がそばで優しく見守りながら、安心して体を動かせるようにしたい。

食事は無理のないように進めていった。喜んで離乳食を食べて、一定量のミルクが飲めている子が多い。引き続き個々のペースに合わせて進めていきたい。

身近な人と気持ちが通じ合う

新しい環境に慣れずに泣く姿があったが、子どもの思いを汲み取り、抱っこやおんぶをし、一対一の関わりを大切にする中で、保育者にも慣れ、側にいると安心して遊び始める姿が見られるようになった。室内の玩具で遊んだり友達に近づいたりする姿も見られ、お互いの存在を気にしていた。
あやすとよく笑い「あ-あ-」と喃語を発している。月齢の高い子は離乳食を見ると「マンマンマン」と喜んでいた。「ご飯だね。食べようね」など言葉を返し、やり取りが楽しくなるように関わっていった。

身近なものと関わり感性が育つ

保育者が歌いながら手遊びをしていると興味を示して、目で追ったり、じっと見たり、模倣する姿が見られた。音のなる玩具を鳴らすと近寄ってきて、手に取り鳴らして嬉しそうにしていた。「きれいな音だね」、「上手だね」など声をかけながら一緒に遊ぶことで楽しさを伝えていきたい。

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