健やかに伸び伸びと育つ
「自分で」やってみようとする姿が増えてきた。保育者の言葉かけによって、ズボンや簡単な衣服の着脱を自分からやろうとしている子がいる。また、トイレに誘うと便座に座りたがる子が増えてきた。子どもの意欲を大切にしながらできたこと、やろうとすることを褒めていくことができた。 暖かい日が増えてき戸外遊びをすることで、歩いたり、走ったりよく体を動かして遊ぶことができた。厚着をしすぎないように、気温を見ながら衣服や上着の調節を行った。
身近な人と気持ちが通じ合う
保育者に見守られながら安心した環境の中で、笑顔も多く遊べている、友だちとも言葉でやり取りし、通じ合うことを喜んでいる姿がある。お互いを意識し合い、誰かが楽しそうに遊んでいるのを見つけると、何人も集まってきて一緒に遊ぶ姿が増えてきた。友だちの様子や気持ちに気が付き、心配し、頭をなでるなどの関わりが見られている。嬉しいこと、嫌なことも、気持ちを保育者に伝えられるようになり、気持ちを受け止めてもらうことで落ち着いて遊んでいる姿が見られた。
身近なものと関わり感性が育つ
粘土や米粉粘土で遊んだ。保育者が容器を持ってみせると、なんだ!というように目で追い椅子に座る子がいた。粘土を子どもたちに配ると、じっと粘土を見つめる子、指でツンツンと触る子、ちぎって、テ-ブルに小さい固まりを並べる子、保育者を真似てへびのように長いおびをつくろうとする子など、それぞれの遊び方をじっくりと楽しむ姿があった。
戸外に出ると目にする動植物に指さしをしたり、知っている動物の名前を伝えている、絵本を見ながら言葉で伝えたり、わらべ歌に合わせて体を使いリズムを取ったり表現することを楽しんでいる。