健康
寒暖の差も激しくなり、体調を崩してしまう子が多かったため、視診はもちろん、こまめな検温を行い、うがいと手洗いをするようにしてきた。衣服調節の必要性を知らせるとともに、汗が冷えると寒くなることに気づけるような言葉かけをしてきた。咳が出ている時にはマスクを着用するようにし感染予防に努めてきた。
人間関係
ルールのある遊びを楽しむ姿が多いが、それぞれが勝手なルールで遊び、遊びが続かなくなることも多い。ルールを守って遊ぶことの楽しさを伝えてきた。また、相手に対して強い口調で意見を通そうとする子どもには、どのように話をしたらいいのかを一緒に考えてきた。自分の気持ちを安心して表すことができるように、ゆったりとした雰囲気作りを心がけてきた。
環境
散歩に行く機会を多くもつことで、体を動かしたりどんぐりを拾ったりなど、その都度目的をもって行くことができた。早く出発することで、1時間以上遊ぶ時間が作れるため30分以上かけて行く公園でも十分に楽しめていた。また、拾う楽しみながら、「何かを作りたい」という思いも出てきたので、拾った自然物を使って制作を楽しめるようにしていきたい。
言葉
本人の主張や考えを丁寧に受け止めながら、相手の立場で伝えたり、気持ちを知らせたりしていく中で、子ども自身が気づき、考えていけるよう促してきた。また、言葉の伝わり方や、自分と相手の立場を考えながら、どのように言葉を選んでいくかを遊びや生活の様々な場面に合わせて知らせていくようにしてきた。
表現
おたのしみ会に向けて、遊びのきっかけになったり、イメージが膨らんだりするような絵本や童話を用意してきた。色々な楽器に触れることでハンドベルに興味を示し、ハンドベルで演奏したいという気持ちが出てきた頃に、朝の会でハンドベルを使って演奏することを話す。また、子ども達の好きな「にじ」の歌を定期的に歌うことで、友だちと楽しみながら歌うことを恥ずかしがることなく歌えるようになってきた。