5歳きりん組2023年度4月のまとめ

健康

季節の変わり目で、少し咳や鼻水が出ている子もいたが大きな体調のくずれはなく過ごしている。隣にホールができたこともあり、空いている時間は、ほとんどホールで過ごし、ボール(的当てやキャッチボール )・追いかけっこをして活発である。普段からホールでたくさん遊んでいるためか、あまり園庭に出たがらない。戸外に出られたときは、鉄棒や大繩・砂遊びをしている。鉄棒では、腕力がついてきて、逆上がりなどに挑戦している姿が見られる。散歩先では、虫探しに夢中になっている。またリレーなどに興味を示してやり始めている。これから様々な道具や遊び方を工夫していき、やってみたいという気持ちを引き出していきたい。

環境

散歩を決める時、見晴らし台や星川中央など遠出な所を選んでいることが増えてきた。また、歩いている際に見つけたはなや虫などの自然物を持ち帰り工作や観察をして楽しんでいる。マツボックリが、どうして開いているのと閉じているのがあるのか図鑑を使って調べたりたくさんの職員に聞いたりしている姿が見られ熱心だった。生き物の飼育では、餌や環境づくりを自分たちで調べ用意している。命に対してカゴの中に入れっぱなしだと可哀想だからと1日観察して逃がす子もいる。飼ってみたい気持ちと可哀想だからという気持ちが葛藤している様子が見られる。何が大切なのか、その都度子どもたちと考えていきたい。

言葉

お当番を決めて1日4人ずつで様子を見ている。お当番は朝の会や帰りの会を時間を決めて行っている。時間を全体に伝える時や、各会での伝えることなど1人ひとりが考えながら発言している。保育者が伝えた事だけを発言すると考える力が減っていくのでどんな言葉でもいいので伝える大切さと勇気を引っ張り出していけたらと思う。異年齢交流では、やられたことに何も伝えられず、泣いて表現すことが多い。嫌な気持ちも伝える大切さを保育者も仲立ちをしながら援助していく。

人間関係

4月初めは、他クラス(主に幼児)との交流が多く、ごっこ遊びなどを楽しんでいた。異年齢とのやりとりでは、緊張や恥ずかしがることもあるが、遊びに誘ったり一緒に遊んだりと自分たちなりに楽しんでいる。友だち同士では、集団遊びに積極的に参加して、ルールや遊び方について話し合って遊んでいる。遊びの中で役割を決めて、ごっこ遊びでも展開がされていることも増えてきた。トラブルになった時、すぐに周りの子が気付いて第三者側の意見や互いの気持ちに寄り添う場面が見られる。関わりの時に約束を守らなきゃという気持ちと、自己主張のぶつかりの葛藤が見られる。それぞれの感じたことを大切にして、踏み込み過ぎないように見守っていく。

表現

朝の会で歌うことが、増え歌詞を覚える事が早くなってきた。また月の歌(季節の歌)を歌うことで、制作につながっている。また、戸外に出た時、こいのぼりや春の自然物を探して触れている。1人部屋のようなものを作り、テープを貼ったり、色を付けたりと工夫して作っている。完成した物を、友だちと共有して、ごっこ遊びなどをしている。
運動会について、少しずつ興味を示してダンスなどを小集団で行っている。楽器なども取り入れてさらに、音やリズムに親しみを持てるように楽器の準備や簡単なリズム遊びを用意していく。

育児あれこれ