5歳きりん組2022年度2月のまとめ

健康

戸外に出る時に半袖で過ごす子もいた。声は掛け、子ども自身の温度調節に任せていた。後半は感染症が流行したため、体調を崩す前兆を早めに見つけていきたい。換気や消毒は引き続き気を付けていく。就学に対して意識してきた。一人ひとり疲れや、気負っているストレスの出方が違うため、スキンシップは大切にした。また、詰め込まないように活動を工夫したい。散歩では体を思い切り動かし道中の花や、風の冷たさなどの発見を大切にし、季節感も感じられた。自然物にもっと興味が出るように発見したものの飾り方や扱い方を保育者も考えていきたい。

環境

当番活動で、掃除班のくじ引きや給食の手伝いなど、就学に向けた新しい仕事が増え、自主的に始め声を掛け合う姿があった。保育者も褒めるのはもちろんだが、見守って子どもが自分たちで気付けるようにした。

2月は小学校交流(一年生体験・縁日)や、近くの園と年長交流(ドッジボール)が1回ずつ行う事が出来た。小学校に就学の意識は持ち始めていたが、知識だけでなく直接見て感じて、「はじめまして」の経験が増えたことで自覚を持ち、生活の意欲にも繋がった。3月も散歩時などに小学校を見て回りたいと思う。

言葉

楽しくなると悪い言葉も使っている場面が見られるが、卒園制作でぽかぽか言葉の木を作ることをきっかけに、また言葉遣いに意識が向いたように感じる。帰りの会で嬉しかったことや、1日の感想、目標の振り返りなど好きなことを1つ発表している。友だちの前で文章を考えて言う事も経験が積まれていると感じた。また、お別れの言葉を春夏秋冬のグループごとに何が楽しかったか、何をしたか、どう頑張ったか等思い出しながら考えていった。思い出話が盛り上がり会話も弾んでいた。緊張しても、自分の言いやすいように変えられるように温かく見守っていきたい。

人間関係

年度末になり、友だちとのトラブルが減っている。また、友だちとの絆が一層深まり思いやりもある。言葉で意見を交わす事も上手くなり、今までの経験から互いに折り合いをつけて話し合いが進む中で、毎度譲る人や譲られる人が同じになってきた。子ども同士の決定ではあるが、納得のいくように、また今までよりもなお視野を広げられる声掛け、対応が必要だと感じる。双方の意見を尊重した上で子ども自身がどうしたら良いか気付けるようにしていきたい。感染症で後半自粛していた異年齢交流も再開していければと思う。

表現

卒園制作や歌を決めて取り組んでいる。名前を書く機会や、鏡を見て自分を描くこともあり、自分について、卒園について、製作などの表現活動の中で自覚していっている。

小学校で遊んだ紙飛行機が流行し、折り紙でもコピー用紙でも様々な種類を作っていた。作り方を覚えた子は周りに教える姿もあり、大人数で楽しんでいたためそのまま卒園式の壁面飾りにすることになった。作る時の見通しが立つように、完成予想図だけでなく見本を作っておけばよかったと反省。何のために、どうやって続きを作るか、子どもたちとしっかり話し合っていきたい。

育児あれこれ