5歳きりん組2021年度8月のまとめ

健康

先月に引き続き大きく体調を崩す事なく元気に過ごす事ができた。8月は熱中症アラートが出る程暑い日と雨の日も多く室内で過ごす事が多かった。その中ホールが空いている時は鬼ごっこ等をし、走り回り体を動かして良く遊んでいた。

散歩に出た時は、帰ってからシャワーをする等して快適に過ごせるように心掛けた。

夏野菜の収穫もそろそろ終わりになってきたが、自分達で育てお世話をした事で、今まで苦手だった野菜が食べられるようになった子も多い。引き続き食育として大根や人参等を育てていきたい。

人間関係

ホールに乳児クラスが遊びに来ると「遊んであげていい?」と言い、喜んでホールに行くと腰をかがめて優しく声を掛け、小さい子が遊べるように玩具を組み立て、それを壊されてもまた組み立てを嬉しそうに繰り返し、優しく穏かに遊んであげる姿が見られる。

室内で過ごす事が多かった事で、友だちとの仲が深まったように思う。ケンカをしても保育者が介入しなくても自分達で話し合い折り合いをつける事ができるようになってきているので、今後もなるべく見守るようにしていきたい。

環境

8月は水遊び、泥んこ遊びの他に泡あそびボディーペインティングも楽しんだ。ボディーペインティングは感触を嫌がる子もいたが、泡あそびは皆が楽しめていた。石けんと水の調合を考えながら泡を作り、泡立て器も上手に使いこなしまるで本物のクリームのように出来上がる子もいた。プラコップやストロー、バンダナ等も用意しておく事で洗濯遊びやお店屋さんごっこをしたり、汚れている壁やタイヤを泡できれいにする子もいたり、泡あそびが様々な遊びへと発展していた。歯ブラシは子ども同士で声を掛け合い、砂時計を見ながら丁寧に出来ているが、椅子の準備を忘れてしまうと歯ブラシをしながら歩き回ってしまう子もいるので椅子を忘れずに設定していきたい。

言葉

秋まつりに向けてお神輿を作る事になり、クラス全体で話し合う機会が多くなる。自分の思いや考えを適した言葉で伝えられる児もいれば、友だちの意見を聞き同調して終えてしまう児もいる。それぞれの思いを引き出していけるよう、意見を発しやすいような雰囲気をつくったり、考えに合った言葉を伝えたりするなどの援助をし、相互に伝え合い・聞く事ができる充実感を味わえるようにする。また、友だちの話を最後まで聞く大切さも繰り返し伝えていった。

表現

秋まつりのお神輿のモンスターボールは、グループごとに考え協力しながらそれぞれ個性的な作品が出来上がった。お神輿の回りに貼るポケモンもポケモン図鑑を見ながら描いて、描きあがったポケモンを嬉しそうに貼っていた。

組体操は、皆が意欲的に取り組み当初できなかったブリッジも何度かやるうちに全員ができるようになり、消極的だった子も自信が付いたようでとても活発になってきた。組体操で使う大太鼓を出した時、皆とても興味を示したので小太鼓、木琴も出し保育者がピアノを弾くと、曲に合わせて楽器を叩き、ピアニカも弾き始める子もいて自然に合奏になっていた。今後も様々な楽器に触れられるようにしていきたい。

育児あれこれ