5歳きりん組2021年度6月のまとめ

健康

歯科健診で先生から姿勢の大切さの話を聞いてから、食事中姿勢が悪い子がいると「ちゃんと前向いて食べた方が良いよ」と声を掛け合う姿が見られた。また、乳歯から永久歯に生まれ変わる時期なので、食後の歯ブラシを丁寧にするように度々声を掛けていった。早く遊びたくて雑になっている子が多いので、今後も丁寧に磨ける様な環境作りをしていきたい。

夏野菜は順調に生長しきゅうり、ナス、ピーマンは収穫し、給食の先生とどのように食べたいかを話をして調理してもらい美味しく食べている。

戸外遊びやホールでは、体を良く動かして遊ぶ。特に女の子の間では縄跳びがブームになっていて跳べるようになるまで諦めずに頑張る姿が見られる。適度に休息や水分を摂り、汗をかいた後はシャワーや水遊びなどして心地よく過ごせるようにした。

人間関係

どろんこや水遊びが始まり、どろんこでは大きな山を作ってトンネルや川作りをし、水遊びでは水のかけ合いをしながらどうしたら水がかからないか、どうしたら連続して水をかけられるかなど一緒の目的や目標をもって遊ぶ姿が多く見られた。保育者も必要に応じて遊びの中に入り遊びを盛り上げていった。今後も個々の思いや成長に十分に配慮し、友だちとの関わりや集団の中で過ごすことの楽しさを味わえるようにしていきたい。

環境

夏野菜の生長、観察を続けている。ナスとピーマンにアブラムシが付いている事にも子どもたちが気付き「てんとう虫を見つけて退治してもらおう」「カマキリも食べてくれるよ」とアイデアが出ていた。ぱんだ組から育てていたジャガイモも収穫した。小さな物も合わせて133個もあり皆大満足だった。

帷子川でカニを捕まえ、次に行った時にはクラゲが浮かんでいるのを見つけ保育者のリュックから図鑑を出してどのカニ、クラゲかを調べていた。最初にカニを捕まえた時は園に持ち帰ったが次の日には死んでしまっており、皆で話し合った事で命の大切さにも気付き、その気持ちを育んでいけるようにした。

言葉

カニが死んでしまった時皆で虫や生き物など捕まえた時どうしようかと話し合った。「捕まえても帰る時には逃がしてあげよう」と皆が納得のいく話し合いができた。またホールの時計が子どもの蹴ったボールが当たり壊れてしまった時も、ホールでボール遊びをするにはどうしたら良いかも話し合った。様々な場面で、どうしたら良いかを子どもたち同士で話し合う機会が多くなってきている。話し合うきっかけ作りや言葉が足りず理解が難しい子がいる時は介入するが、それ以外は子ども同士で話せるようになってきているので今後も見守っていきたい。

表現

自分たちで育てている夏野菜の観察画では、実を付けていなかった1回目よりも実がなってから描いた2回目の方が皆良く観察して描けていた。

時の記念日にちなみ時計を作った。部屋の時計を見ながら文字盤を真似して書いていた。書けない子がいると、子どもたち同士で教え合い世界で一つだけの素敵な時計に仕上げていた。

七夕飾りでは、保育者が見本で作っておいた作品を見ながら自分たちで工夫して作ったり、分からない時は保育者に聞きながら作った。

自由遊び中、自分の家から持ってきた廃材で様々な作品ができている。今後も子どもたちの自由な発想で作る楽しさを沢山経験していく環境を整えていきたい。

育児あれこれ