4歳ぱんだ組2024年度6月のまとめ

健康

大きな疾患の流行りや病欠はないが、咳や鼻水が目立つなど体調が今一つの子が多かった。体の変化があると保育者に自分から伝えにきて布団で横になったり、室内で静かに過ごせるように留意した。食事は、相変わらず好きなものはよく食べている。フォークを使用する子と手づかみで食べる子がまだいる。食具を使って食べられるように見守っていく。おかわりを自分でよそうことに十分に慣れてきた。引き続き傍で見守っていく。睡眠は8名ほどが「寝たい」と保育者に伝えてきて自分で入眠している。シャワーを始めたが流れをきちんと把握し自分のペースでできている。

環境

公園でも園庭でも虫探しに夢中になっている。たくさん集めて持ち帰り虫かごに入れている。ダンゴムシ探しがいつも盛り上がっているが、最近はダンゴムシ以外の虫にも気付き興味を持ってきているようだ。持ち帰り世話をするというより観察や遊び中心なので、生き物を大切の扱うことができるように伝えていきたい。おもちゃが散らばっていると保育者がさりげなく片付けていると、「僕がやるよ」「私も!」と手伝って部屋をきれいにし、おもちゃを大切に扱う姿が見られる。

言葉

自分の思いを上手に言え、語彙も増えてきている。その中で良い言葉もあれば少し強い言葉も出てきているが、子どもたち同士で「ふわふわ言葉・ちくちく言葉」で話し合っている。最近は、字に興味を持って来ている。七夕の短冊に自分で書いたり、友だち同士教えあったり、保育者の見本を真似て書く。ひらがなをかける子が増えてきた。字を読める子は、絵本を読めるようになりじっくり見て楽しんでいる。

人間関係

友だちと遊ぶことが多く、仲の良いグループが明確化してきている。自分の気持ちを言い合い仲直りはできている。遊びの中にある約束事を守りながら遊ぶことの大切さに少しずつ気が付いてきている。数少ないおもちゃや本・物等を順番に使えるようになってきている。まだ自分中心に持って行きがちだが相手の気持ちも多少考えられるようになってきているように感じる。保育者が間に入りながら関わり方や解決の仕方を知らせていきたい。

表現

ダンスを踊ることを好んでいる。女の子中心に楽しんでいたが、今まで踊らなかった子も踊る楽しさを感じたのか、次第に恥ずかしながらも踊るようになってきている。好きなyoutuberやアーティストの歌に合わせて楽しんでいる。製作の事を提案すると、子ども達から「○○もやりたい」と案が出てどのようにすれば出来るかを保育者や友だちと相談しながら取り組んでいる。

食育

クッキングには意欲的に取り組み、調理師の話をよく聞いて参加している。自分の一緒に作ったという感覚があると、興味も湧き会話をしながら味わう姿があった。給食時に食育で配られている野菜を初めは「なにこれ」と興味深く観察していたが慣れからか玩具感覚になってしまっていた。料理される前はどんな見た目なのか、感触なのかみてごらんと伝えると「これはどれかな・・・」と観察するようになる。

育児あれこれ