4歳ぱんだ組2021年度7月のまとめ

健康

全体的には大きく体調を崩すことなく過ごせた。7月中旬に乳児クラスでRSウイルスが流行し、それに伴い2.・3人が熱で欠席するが、ひどくならずに完治して登園することができている。気温によって、外で遊んだり水遊びをしたり、雨上がりの時間を見計らって散歩に出掛けたり等この時期ならではの遊びを楽しみながら身体を動かして過ごすことが出来た。汗をかいたり衣服が汚れた時は、「着替える」と言う子も増えてきている。8月は更に高温な日が考えられるので、室内の温・湿度管理、水分補給をしっかりしていく。

人間関係

気の合う同士の少数グループで遊ぶ姿が多くなる。メンバーが固定してしまうこともあるがゲームをする時や戸外ではいつもと違うメンバーとのやりとりも見られる。生活の中で、準備に戸惑っているこがいると、手伝ってあげたり教えてあげる様子も見られる。口げんかや玩具の取り合いもあるが、周囲の友だちが必ず様子を見ていて、保育士に伝えにきたり、当事者たちに客観的に子どもが整理した内容を言って仲介しようとする姿が増えた。子ども同士のやりとりを近くで見守っていると保育士の仲介なしで解決するときもある。今後もこのようなやりとりを大切に見守るようにしたい。

環境

朝の受け入れは、ぺんぎん組やホール、園庭など様々な場所で行っている。それぞれの場所で好きな遊びを友だちと楽しんでいる。水遊びや泥遊びも本格的に始まり、少しでも水に触れる事で、心地よさを感じ、身体もすっきりし気持ちの良い状態で着替え食事することができている。水遊び後の着替える際には、室温を高めにしたり、遊び始めたら低くしたり、普段の室内遊びとは別にその時の状況も考慮しながら切り替えている。暑い夏の過ごし方を子どもたちに知らせ、快適に過ごせるようにしていく。

言葉

友だちとの会話も盛んになり様々な言葉がとびかっている。時々、ふざけすぎる言葉を口にしてしまうこともあり、食事中などにふさわしくない発言に子どもたちも気付き、お互いに注意し合う姿も見られる。又、戸外では出会う人に挨拶をしたりちょっとした会話を楽しんだりと気持ちの良いやり取りもみられる。絵本や紙芝居、保育者の話の中で、分からない言葉や気になる言葉があると聞いてくることも多く、興味をもつ姿もみられる。生活の中で、その時々にあった言葉を知らせたり、子どもたちと一緒に考えていきたいと思う。

表現

朝、歌をうたうことを習慣化しようと取り組んでいる。始めは数人だけだったが、人数が増えることで合わさる歌声の心地よさを感じつつあり、子どもたちの歌をうたおうとする気持ちが変わってきている。歌の歌詞はわかりやすく絵を描いたり、パネルにしたりと視覚からも覚えられるように工夫している。今月末から毎週金曜日に、幼児での歌の集会も始まり、これからたくさんの歌声が聞かれるようになるのではと思う。今後、歌に楽器などを加えながら、様々な表現活動を一緒に楽しんでいきたい。

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