4歳ぱんだ組2020年度3月のまとめ

健康

今年初めて発症したという花粉症の子が数人いた。皆、早期に受診し薬を服用したためひどくならずに登園できた。お散歩の時には自分で考えてマスクを着用している。戸外では症状を気にせず元気に身体を動かして友だちとドッジボール、リレー、探索を楽しんでいる。

体力もつき、遠出の散歩も嬉しいようでしっかり歩き、午睡を必要とする子も減った。たっぷり遊び、食事をおかわりして楽しみ、お箸にチャレンジしたり苦手だった食材に挑戦してみたりと進級への期待、喜びを素直に行動にしている。

人間関係

友だちとの関わりの中、自分の主張や友だちの様子を伝えに来るだけでなく、友だちから見られる自分の姿、評価をほんの少し気付いたり、気に留めたりするようになってきたようだ。自分の思いを伝えたにも関わらす咎められたりすると気にすることもあるが、間違いを認め再び関係づくりをしたり仲直りをしたりして、また遊び出そうとする姿があちこちで出てきている。様々な思い、葛藤を経験しこの先の良い土台となることを願いそっと見守っている。

環境

新きりん組に移動し、広くなった部屋で過ごすことになったが、雰囲気も声のおおきさも落ち着いてきた。自分たちでも気付き「なんか静かになったね。」などと話している。遊びもコーナーでゆったり遊べている。いつでも好きな材料、道具、新しい玩具そしてお気に入りの玩具で遊べるこの空間を気に入っているようだ。片付けもきちんと整頓して分類したり配置したりしている。

言葉

卒園式の送辞や贈る歌をしっかり覚え、皆で協力して言う姿が年長に近づいたな…と感じられる。思ったことを的確に言葉にしたり、卒園に際しては「なんか涙が出そうな気持ちになるね」と素直に言葉にしている。一人ひとりがはっきり物怖じせずに意見を言え、明るく朗らかになった。素敵な進級だと嬉しく感じる。

表現

桃の節句では、伝統行事の意味を知り、折り紙や雛人形を丁寧に作っていた。家に帰ってからも同じように作ってみたり、家族との話題にしたりと楽しんでいた様子だった。

また、卒園の言葉や贈り物は、皆で意欲的にアイデアを出し合って決めた。制作はプレゼントする側のうきうきする気持ちも楽しんでいるようで「ひみつにしておこう。」「びっくりさせよう。」と言い、ひとつひとつの工程を大切に取り組んでいる。出来上がった贈り物を満足気に眺めうっとりする笑顔から達成感が伺える。

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