4歳ぱんだ組2020年度1月のまとめ

健康

お正月休み明けも、皆体調を崩さず元気に登園した。咳や鼻の出る子も少ない。冬の寒さが増す時期だが、体力がついてきているのだと思う。天候が許す限り、日に一回は戸外に出て、お正月遊びの羽根つきや自分で作った凧あげ、そして長縄やドッジボールと身体を動かしている。一緒に遊んでいると大人でさえうっすら汗をかくほどで、上着を脱ぎ動きやすくなり、ますます活発になる。ほとんどの子が午睡をせず、昼食後はパズル、折り紙、自由工作等、静の遊びを楽しんでいる。

人間関係

先月に続き、新しい友だち関係が広がっているようで、思いついた遊びを近くに居合わせた子と一緒に始めたり、いままでとは関わりが少なかった男子と女子が一緒に遊んだりしている。午前中楽しく過ごすと、午後もまた続きをする約束をして、食後から夕方も再開して楽しんでいる。時に仲間に加われず口論にもなるが、このやりとりには条件を提示し合って「○分になったらいい?」「いいよ」など互いに譲歩し合う姿もある。そして時計を見ながら周りの子の公平な目線の元で一緒に遊びだしている。

環境

先月の模様替えから、3歳児が良く来るようになり、リラックスして遊んでいる。そこに4歳児も自然に一緒に遊ぶ。片付けはさすが4歳児。てきぱきと始めることが身に付いてきて、自分が遊んでいない玩具もどんどん整理していく。細かい切り紙の片付けも要領よく、安心して見守っていられる。ハサミやカード(トランプ)の扱いも上手くなり、自由に使える場所に置くようにした。ルールを意識し、ますます片付けが上手くいっている。子どもが考えて行動してみる選択肢に自ずとついてくる責任感のような感覚。そういうことか!と思った。

言葉

お当番になった子が “一芸を披露する”というダジャレやクイズ形式は今月も続き、集団遊びをする時もしっかり意見を出し合う姿に繋がっていったようだ。どの子もまじめに、そして恥ずかしがったりしても言う時は言う!きつい言い方や大人っぽい言葉に、互いに高揚したり、はっと気づいたり、そして吹き出したりするが、4歳児の素直な心と本心の声を出すといい。傷つけてしまったり、悲しい時は皆が聞いていて、ちゃんと言ってくれる。それを受け止め、認めたり謝ったりして育っていく。友だちのことも認め、褒めあい大きく豊かになっていく。

表現

年が明け、季節の制作を楽しんだ。凧、福笑い、文字カード(ひらがなカード遊び)干支折紙…などなどコーナーに分かれて準備しておくとやりたいことを選んでお正月遊びで使うものを作った。作りながら出来上がりを想定してサイズや色を選んだり、友だちと比べ合ったりしてワイワイにぎやかだった。文字カードは見本を示しておくと「字は書けないよ」と言っていた子が「やってみたい」と言って挑戦し、失敗しても、一緒に作っている子が「そんなの大丈夫だよ」と気にしない素敵な一言を贈り、暖かな雰囲気に包まれた。

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