4歳ぱんだ組2019年度4月のまとめ

環境

年度末の移行保育で生活の流れはできており、年度当初も落ち着いて過ごす。玩具を種類別に分けコーナーを作り、箱や棚に色のシールを張り目印にすると、片付けの際も仲間分けをして楽しみながら行う姿が見られる。戸外遊びではさまざまな公園に出掛け、桜の花びらやダンゴ虫で遊び、保育者が捕獲した蝶にも興味津々の様子であった。今後も自然物に親しみを持てるよう触れ合える機会を多くしていく。

人間関係

気の合う友だちと小集団でごっこ遊びやブロックの組み立てなどで仲良く遊び込む姿が多い。思いがぶつかり合い喧嘩になることも多いが、保育者が気持ちを受け止め仲立ちをして互いの思いを伝えると、再び笑顔で遊び出す。少しずつ自分の言葉で思いを伝え、子ども同士で互いの気持ちがわかり合えるよう働きかけていく。

健康

日中の寒暖差が激しかったが体調を崩すことなく元気に過ごす。活発になり汗を多くかくので、子ども自身が暑さや寒さ等、陽気の変化に気付けるよう言葉掛けをしながら衣服の調節を行えるよう保護者にも協力をお願いしていく。

表現

こいのぼり制作は、クリーム等の蓋に綿棒で好きな色を数色乗せ画用紙に押し回し、混ぜり合った模様を見てぱっと表情が明るくなる。ひれは線に沿ってハサミで切り、目も自分で描く。同じようなものがなく自分の作品という愛着を感じながら、帽子として仕上がったこいのぼりを被って楽しそうに「こいのぼり」を歌う姿が微笑ましい。子どもの興味関心に共感しながらさまざまな表現遊びを楽しんでいきたい。

言葉

自分の思いや気付いたことを言葉にできる児が多く、遊びの中で子ども同士の会話を盛んに楽しんでいる。口調が強くなることも多いので、側で見守りながら声を掛けたり仲立ちをしたりして、心地良い関わりが出来るよう援助していく。読み聞かせは長めの話も楽しみながら集中しているので子どもの興味のありそうな話を用意していく。

育児あれこれ