健康
常に鼻水が垂れている子が多い。日中に鼻を気にして触り遊びに集中できない姿が見られるので、常に子どもの手の届くところにティッシュを用意し清潔を保つようにしている。体力がついてきたことで戸外活動の時間が長くなったり、一つの遊びを長く続ける姿がある。鬼ごっこなど走る際に転ぶことが多かったが、体を動かす機会が増えたことで転ぶことが減っている。出来る限り外へ出て存分に身体を動かせるよう活動を工夫していく。
人間関係
年明けから進級することを楽しみしていて、ぱんだ組の玩具を借りることや部屋に入り一緒に遊ぶこと、年下の子を世話しようとすることが増えている。またきりん組の子に甘える姿がよく見られている。きりん組との散歩では手を繋いだり、一緒に遊ぶことでコミュニケーションを楽しんでいる。さらに、リレーや製作などの遊び、友だちとの話し方や関わり方を真似るなど刺激を受けている。ぺんぎん同士の関りでも、相手の顔色を気にしたり、遊びを真似して友だちを誘い複数人で遊ぶ姿が増えるなど、少しずつ変化が見られているので、見守り尊重していく。
環境
午前中に戸外活動の時間が長くなったことで、午後に室内で遊びを見つけじっくりと遊び込む姿が見られる。ハサミや糊を使った製作遊びやブロック等を使い友だちと大きな物を作るなど時間を掛けて完成する遊びをしているので、一人ひとりが遊びを見つけて想像するものを作り上げられるよう、環境を区切るなど工夫している。遊びの幅が広がり満足できるように環境設定を行っていく。
言葉
トラブルになった時に保育士へ思いを伝えているが、相手に思いを伝えるよう声を掛けている。その際は子どもの様子を見守り必要に応じて代弁、あまり声掛けをせず子どもたちなりに解決が出来るよう関わっている。子どもが納得していない様子がみられる時には気持ちを受け止めるなど工夫している。子ども同士で話し、伝わり解決する経験が増えるよう声掛けや関わり方を工夫していく。
表現
製作遊びを好み、写し絵や塗り絵、ハサミや糊を使って遊びを楽しんでいる。ハサミを使用する時には、持ち方や扱い方を伝えながら、全員が安全に行えるよう1つの机で行うなどルールを設けている。想像したものを形にすることを楽しんでいるので様々な作り方が出来るよう、道具の用意などを工夫している。