環境
季節の変わり目を感じると友だちや保育者に伝えるようになる。虫にとても興味があり夢中になって探す姿がある。散歩や園庭でも虫を見付けると触れて観察する。みんなで発見して楽しむ。みんなで集中して考える事で喧嘩などしないで集まり話し合える。好奇心旺盛で自然の中で十分に遊べている。室内では絵本の文字を指さし読んだり数を数えたりたりと文字などに対する感覚が豊かになる。秋になり散歩など自然を感じながら、戸外遊びを中心に活動していきたい。
人間関係
友だちとのやり取りを十分に楽しんでいる。遊んでいる中で喧嘩も見られ、まだ自分の気持ちの主張が多い。なかなか相手の気持ちや状況を汲み取ることが出来ず混乱して癇癪を起こす子も多いので個別に対応することが多いが、関わる姿が幼児らしくなりやりたいことを見つけ「一緒に遊ぼう」と声を掛け合うようになる。困っている子の側で寄り添い励ましたり声を掛けたりする姿も見られる。遊びの発想も広がりってきている。成功したり、失敗して困ったり悩んだりしながら友だちや保育者と十分に関わり成長してもらいたい。
健康
暑さにも負けず汗びっしょりになって毎日元気に過ごしている。友だちや保育者と触れ合い身体を十分に動かし遊んでいる。まだ甘えたい子も多くスキンシップを取りながら安心して過ごせるようにしている。食事も苦手なものも食べようとする姿もある。友だちと食べることを楽しみ食材にも関心を持つ。着脱も進んで出来るようになってきて、できると嬉しそうに教えてくれる。排泄、個人差は見られるが取れている子は失敗もなく過ごしている。午睡は眠たい子は布団に入り安心して入眠している。身体を使いたくさん遊んでたくさん食べて眠る、個々の生活リズムを大切にしていきたい。
表現
秋祭りや運動遊びの踊りを模倣して楽しむ姿が見られる。絵本はとても好きで読んでほしい絵本を持って来て何度も繰り返して読むことが多い。一度読み始めると「次はこれを読んで」伝えるようになり自然と集まるようになる。室内では塗り絵が好きで気に入った塗り絵を塗って遊んでいる。ハサミも少しずつ練習していきたい。個人差はあるが自信を持ち表現しようと擦る子と、恥ずかしく参加しない子がいるが何に興味を持ち楽しめるのか、無理なく楽しく興味を持ってもらえるように声掛けをしていき保育に工夫をしていく。苦手な子には違った遊びを提供して安心して遊べるようにしている。
言葉
個人差はあるが自分の経験したことや考えたことを友だちや保育者に伝えられる。友だちの気持ちなども理解して代弁しながら伝えることが出来るようになる。危ないことをしている子に注意をして止めることもある。自分の気持ちの主張が強い時には口論になることが多く、怪我にならないように目を離さないようにしている。友だちの話を聞き返事をし、会話のやり取りが多くなる。一生懸命話をして伝えようとする。何を伝えようとしているのかじっくり待つようにしている。疑問に思ったことを保育者に聞いてもらい解決しようとする。友だちの気持ちを汲み取り理解しようとする。まだ自分の気持ちが優先してしまう子が多い。