3歳ぺんぎん組2021年度6月のまとめ

健康

・小まめに水分補給をする常に麦茶を用意し自分から飲もうとしない子どもには声をかけていった。子どもの体調や気分に応じて、外遊びと室内遊び分けて遊ぶなど、無理のないよう配慮した。

・給食野菜の皮むきや食育ボードの活用により、給食の食材に興味を持ち始め、今まで食べないでいた物を口にするきっかけになっている。今後も持続していけるようクイズや遊びにも「食」取り入れ、夏バテしない体づくりを目指していきたい。

・保育者との温かいつながりの中で、一緒に衣服をたたんだり袋に入れたりしながら始末の仕方が見に付くように過ごしている。

人間関係

・友だちのことが気になり一緒のことがしたくなる。遮られると怒ったり、悲しくなったり、複雑な思いを保育者に受け止めてもらって元気を取り戻している。その様子を見ていた友だちが、どうするとよいのか子どもなりに解決策を考えている様子があり、欲しがっていた玩具と同じものを探してくるなど、優しく接する姿が見られる。保育者が仲立ちになって子ども同士の関係を築けるようにしていきたい。

・簡単なルールのある遊びができるようになって、最初は保育者との1対1の関係を楽しんでいる子どもばかりだったが、友だち集団で保育者から逃げるなどの姿も見られるようになってきた。

環境

・好奇心旺盛で生き物への関わり方が適切でないこともある。園庭で見つけた羽アリやクモを、触りたい、試してみたいという子どもの気持ちを肯定的に受け止め、命の大切さに気づくことができるよう過ごしている。自然と触れ合う機会を作っていきたい。

・ホースから出る水の中に虹を見つけたり、「日陰は暑くない」と直射を避けたり、生活の中に自然事象の発見がある。いろんなことに気づき興味関心を引きだしていきたい。

言葉

・進級当初から比べると、保育者に対し、愛着を持っていろんな話をしてくれるようになってきている。気持ちを言葉で表すにはまだ不十分で、言葉より先に涙が出てしまうこともしばしばだが、少し落ち着くと、何があったか話せるようになってきた。その子なりの言葉輪受け止め、気持ちや場面に合った言葉を知らせていきたい。

・絵本や紙芝居の世界に入り込んで、保育者と一緒にリズミカルな言葉を言って楽しむ姿がある。初めて見る絵本にとても関心を示し、気に入ると繰り返し読んでもらっている。子どもが選んでくる本と共に、保育者が良い絵本を選び、たくさんの絵本に親しんでいきたい。

表現

・ピアノのリズムに合わせて体を動かすリズム遊びを、定期的に行っている。毎回同じリズム曲を行う事で、ピアノの音に反応して動き出す子もいる。その反面、まったく興味がなく違う遊びをする子もいるが、回を重ねるごとに、関わり方に進歩が見られているので、無理に参加させることなく進めていきたい。

・個人持ちのクレヨンをもらったことが嬉しくて、「描いてみよう」、「塗ってみよう」という気持ちが芽生えた子がいた。気持ちを掻き立てられるような工夫をしていきたい。

・水遊びでは、気持ちを開放してはしゃぐ姿が見られた。顔に水がかかることを嫌がり消極的だった子も嫌だけど楽しい気持ちの芽生えが感じられる。また水をかける標的(風船・恐竜)があると、人に水をかけずに楽しめるので、無邪気に歓声を上げ遊ぶ子どもたちの笑顔が多くなった。

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