3歳ぺんぎん組2020年度11月のまとめ

健康

今月は、汗ばむ様な日もあり寒暖差が大きく鼻水が出る子はいたが大きく体調を崩す子はいなかった。また、うがいも自分たちで気付きできる子も多くなってきている。感染症が流行ってる時期になるので今後も声を掛けしっかりしていきたい。

給食のワゴンと一緒に食材にどんな栄養があるのか見て分かるボードがあり「これ食べたら筋肉モリモリだね」「これは緑の食べ物だから元気になるね」と食材に興味を持ち残食も先月に比べ減ってきて「ピカリンにしようね」と会話も聞かれるようになってきている。

人間関係

散歩の時誰と手をつなぐかで度々トラブルがおこっている。子どもの気持ちを受け止め気持ちに折り合いを付けられるような言葉掛けをしていった。今後トラブルがおこらないように工夫をして皆が楽しく散歩に行けるようにしたい。

室内では、男の子たちは同じ玩具で作った物を見せ合い上手くできない友だちの手伝いをしてあげる優しい姿が見られる。女の子たちは塗り絵が上達して見せ合いながら「これは○○色だよ」「○○色の方がいいね」と会話が弾んでいる。今後も子どもたち同士との関わりが深まるよう見守っていきたい。

環境

今月は異年齢児と散歩に行く事が多く、今までクラスの友だちとしか手をつなげなかった子がつなげるようになったり、自分から積極的につなぎに行ったりする姿もみられた。散歩中、葉の色の変化に気付き「赤と黄色と茶色もある!」と言いながら集めたり友だちや保育者とかけ合ったり秋の自然を存分に楽しんだ。

室内では、子どもの遊びの展開に応じて棚を移動させたり机を出したりし環境を整えていった。

言葉

気の合う友だちと遊ぶ中でトラブルの際保育者に助けを求めるが、なるべく子ども達同士で話し合えるように声を掛けていった。子ども達同士で話し合おうとする姿が少しずつ見られるようになり、言葉はつたないが自分の思いを言葉で伝えたり「ごめんね」と声を掛け合ったりするようになってきた。一方で言葉が多彩になる事によって、相手に不快感や威圧感を与えてしまう様な言葉も見られる。保育者も過度な干渉はせず状況に応じて適切な仲介ができるようにしていきたい。

表現

劇あそび発表会に向け楽しみながら進めている。導入で曲に合わせてペープサートを保育者が演じてから自分たちでやりたい役を決めた。保育者が考えたセリフや振り付けだけでなく、自分達が言いやすいセリフに変えたり、役になりきって動いている子もいる。自由あそび中に「先生!てぶくろかけて」と言い曲を流すと自分の役の場面になると出て来て踊る子、全ての役を踊る子もいる。背景も子ども達と一緒に絵の具で大きな模造紙を塗ったり、花紙でてぶくろを作ったりして劇あそびをクラス全員で楽しんでいる。

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