3歳ぺんぎん組2020年度1月のまとめ

健康

年末年始休み明けも大きく体調を崩すことなく元気に登園してきた。

入室後や食事のうがいが定着してきている。水道場にある手洗いのポスターに興味を示し、そのポスターを見ながら丁寧に洗う姿が見られる。感染症が増える時期なので、習慣として身につく様に援助していく。また洗った手をペーパーで拭く時、手のひらは拭けていても手の甲がふけない子がほとんどで手荒れの原因にもなっているため丁寧に拭けるようその都度声をかけ子どもたち自身で意識していけるようにしたい。

人間関係

先月に続き、「〇〇ちゃんと手をつなぎたかった」と言う日もあるが、保育者が仲立ちしなくても「帰りはつなごうね」と子ども同士で約束を交わし解決できるようになってきている。

仲良しの友だちと、これをして遊びたいという明確な意思表示が現れるようになってきた。

「入れて」「いいよ」「今はダメ」そしてケンカ・・・と繰り返し人間関係の土台となる学びの時間を過ごしている。すぐに手が出る様なことは減り、子ども同士で解決しようとする姿が多く見られるようになっている。解決できず困っている時は声をかけるとお互いの思いがあふれ出す。お互いの気持ちを受け止め整理することで解決しまた仲良く遊び始める。今後もあまり介入せずゆったり見守っていきたい。

環境

先月に引き続き自分の遊びたい場所へ行き、良く遊んでいるが片付けをしないまま、また違う場所で遊び始めてしまうので、片付けが習慣になるようにその都度声をかけていく。

正月遊びで凧を作り、羽子板と一緒に持って行き楽しんだ。手で回すコマを出しておくと器用に

回し、上手に回せる子が回せない子に回し方を教えていた。きのこ回しもできるようになり日に日に上達している。カルタも子どもたち同士で楽しみ文字に興味を示す子が増え、散歩中看板や店の文字を読んでいる。来月も子どもたちが手に取りやすい場所に配置しておきたい。

言葉

新年の挨拶や日常の挨拶を保育者だけでなく散歩先でも地域の人に大きな声でしており、地域の方からも褒めてもらいより一層張り切って挨拶をしている。友だちにも「ありがとう」「ごめんね」の言葉が自然に出るようになっている。泣いている友だちがいれば「どうしたの?」と頭をなで子どもたちの心からの言葉を聞き、温かい気持ちになる。

お当番活動での発表では、はずかしそうに話していた子も自信を持って話せるようになってきているので続けていきたい。また、友だち同士の会話もはずみ楽しい時間を過ごしているがその場にふさわしくない言葉も度々聞かれる事もあるので心地良い言葉とそうでない言葉がある事を

その都度伝えて行きたい。

表現

今月も自由遊び中、折り紙やコピー用紙などでイメージを持ち折ったり巻いたりセロテープで止めたり、時にはハサミで切ったりとハサミの使い方が随分と上手くなった。鬼のお面でも初めて一斉にハサミを使ってみたが保育者が手伝う子が一人もおらず自分の力だけで上手に切れた。何日かに分けて仕上げたが出来上がりを楽しみにしており、完成するとしばらくかぶって「鬼だぞー!!」と友だちと楽しんでいた。これからもイメージをふくらませながら色々なやり方で安全に楽しく経験ができるようにしていきたい。

また、劇あそびの「てぶくろ」を今もまだ踊ったり歌を口ずさんだりして楽しむ姿が見られている。今後も色々な曲で自由に表現できる機会を作っていきたい。

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