食事
朝おやつは、「いらない」とはっきりと意思表示する子に関しては、気持ちを尊重するようにしているが、出来るだけ水分は摂るように声をかけ促している。昼食はどの子も意欲的に食べ、ご飯、おかず、汁、果物どれもおかわりする子が多いので、おかわりの量を増やしてもらい満足感を味わえるようにしている。決まった食材だけを食べる子もいるので、食べてみたいという気持ちが芽生えるような声かけをしていく。
睡眠
個々の入眠ペースに合わせ安心して入眠しできるようにし、室温が高くなりすぎないようにエアコンを一時的に消すなどしている。また、咳込んで寝苦しい様子が見られた時には、上半身を少し高くして寝かせるようにし、熟睡できるように配慮した。引き続き、午睡中の一人一人の体制や呼吸を丁寧に把握していく。
排泄
排泄前に便意や尿意を知らせ、意欲的にトイレにいく姿も見られるが、オムツが重くなるほど濡れていても、全く気にしないで遊んでいる様子も見られる。一人一人の状態に合わせて、おむつ交換やトイレトレーニングを行っていく。尿意を知らせられたり、トイレで排泄できたりした時には、嬉しい気持ちに共感し、十分に褒めることで意欲に繋げていくようにしている。ズボンやパンツの着脱は多くの子が取り組もうとし、「じぶんで」と頑張り「できた」と喜んでいるので、意欲的な姿を認め褒めながら見守っていくようにする。また、家庭との連携も取っていく。
健康
12月中旬からは発熱による欠席が多くなったが、インフルエンザ陽性の子はいなかった。鼻水、咳が出ている子は引き続き多くいたので、戸外での活動は体調に留意しながら行うようにした。空気の乾燥を感じるようになったので、こまめに水分補給をし、肌荒れにはワセリンを塗布するなどして快適にすごせるようにする。
身体発達
友だちと手をつないで散歩することを楽しめるようになる。歩行がしっかりしてきて転ぶことも少なくなった。公園や広場で身近な自然に触れながら、いろいろな物に興味を持って探索する姿が見られた。「まてまてしよう」と保育者や友だちを誘い追いかけっこで走り回り、一つのボールをみんなで追いかけるなどの遊びも楽しめるようになり、段差を両足ジャンプで飛び降りることができる子も増えた。室内でも体を十分に動かせる遊びを工夫して、寒い冬も元気に過ごしていきたい。
情緒
気の合う友だちと一緒に遊ぶことを楽しいと感じ、遊びを邪魔されたくないと思いから、手や口が出てしまうことがあった。反対側からみると楽しそうな遊びに自分も入りたくて、強引に入り込もうとしてトラブルになってしまうことが多く、保育者はそれぞれの遊びを保障しつつ、気持ちに寄り添いながら仲立ちを行っていきたい。
言葉
言葉で出来事や自分の思いを伝えようとする姿が、多く見られるようになる。伝えようとする言葉を丁寧に聞き取り、伝わる心地よさを味わえるようにして、安心してゆっくりと話が出来るような環境作りを心掛けるようにしている。絵本や手遊びでの応答を楽しみながら、言葉の獲得に繋げていきたい。