健康
夏風邪が流行して鼻水や咳などの症状が見られた。活動中、鼻水が服やおもちゃについてしまったり、口の中に入ってしまったりしないように素早く拭くようにした。また、ティッシュを自分で取って鼻に擦り付ける仕草も見られた。
活動が活発になると室内でも汗をかいていることがあるので、着替えや室温調整をして清潔に過ごすことができるようにしていく。
環境
歩行やハイハイ、つかまり立ちができるようになり、動きが大きくなってきたので、室内を広くして自由に動き回ることができるようにしたり、ウレタンブロックやマットなどでサークル遊びをしたりと体を動かして遊ぶことができるように室内設定をすると以前よりも楽しそうに運動遊びをしていた。成長に合わせた運動遊びを提案していきたい。
言葉
保育者や友だちの着ている洋服や絵本を指さして「これは?」と聞いたり、動物の絵を見て「わんわん」と言ったり単語が出てくるようになった。子どもたちの好きな絵本や歌を通して言葉に触れ、ゆっくりと簡単な言葉で会話をしてさりげなく言葉に興味をもってもらえるようにする。
人間関係
マットで作った家の中に友だち数人で一緒に入り、喃語で会話をして遊んでいたり、同じ遊びをしたりしてあそんでいる姿が見られるようになった。その時に物の取り合いなどはあるが、すぐに止めずに怪我のないよう見守り、集団生活ならではの経験を促している。
異年齢の関わりが増え、興味を持って近寄ったり、おもちゃを持って行って遊びに誘っていることもあった。
表現
以前から歌やダンスが好きだったが、簡単な単語を言えるようになり、口ずさんでいる姿が見られるようになった。また、ダンスを覚えて少し振りを踊っていて、成長を感じた。
手形を取って魚やカニの制作をした。数人ずつやっていると「なにしているんだろう?」とすぐに近くに来て参加をしていた。4月にはできなかったお絵描きに再挑戦してみると、上手にクレヨンを持って線を描いていた。
食育
中期食2名、後期食2名、完了食4名、乳児食1名。離乳食が進むように食材チェックを保護者と連携を取りながらしていった。 掴み食べが上手になり、自分で食べようとする意欲が見られる。しかし、口に詰め込みすぎてしまうので気をつけてみるようにしている。
食事中に立ち上がりたくなって椅子から出ようとする姿が見られるので、その子に合った箱椅子などを使うようにする。