食事
中期食 1名。 後期食 8名。
中期食の子どもは、スプーンで食べてみようとすることを覚え、楽しい時間のようで食べてから、ミルクを飲むようになってきた。後期食の子どもは、摘まんで食べたりステック野菜を持って食べたり、スプーンに食べ物を乗せると口までスプーンを持っていくのが上手になり、自らスプーンですくうこともしている。苦手な食べ物も、スプーンで食べることで、嬉しくて食べている。個々の咀嚼の状態を見ながら、注意して見守っていく。
眠くても、午前睡よりも遊びが楽しくて、食事中眠くなる子どももいるが、ほぼ完食している。「おいしいね」などの言葉かけをしながら、食事が楽しく進めるようにしている。食事の時間になると自分で椅子に座ろうとする姿や両手を合わせて「いただきます」をしている仕草も見られるようになってきている。
情緒
朝の分離時泣いてしまう子どももいるが、保育者に手を伸ばし抱っこをされると安心して遊びに入れている。日中は気分を変えて、散歩に出かけ、ハイハイやずり這い、掴まり立ちをして、体を動かしたり、探索をしたりと楽しんでいる。好奇心旺盛で色々な物に興味を示し、夢中で遊んでいる。眠たくなると目をこすり保育者に抱っこを求め、安心して布団で入眠出来るようになってきている。
音楽、手遊びなどをすると体を動かし、声を出して楽しむ様子が見られる。友だちを意識し始め、顔を触ったり噛みつこうとしたりする時があるので、気を付けていく。
身体発達
それぞれの月齢に合った動きで、よく動いている。ずり這いで進み向きを変えてお気に入りの玩具を見つけたり、ハイハイや掴まり立ち・伝え歩きに挑戦し、出来たらパチパチと両手で拍手したりしている。一人歩きが不安定だった子どもたちは、バランスを取りながら、保育者と一緒に歩くことを楽しんでいる。ダイナミックな遊びも取り入れ、体幹を作るようにしていく。小さなものもつまめるようになり、口に入れないように気を付けている。手で掴む、指先を使う遊びを取り入れるようにしている。保育者が絵本や手遊びをするとよく見て聞いている。音楽を流し保育者が踊ると一緒に体を動かしたり、両手を動かしたりしている。「じょうず、じょうず」など拍手をすると真似をし、笑顔も多くみられ楽しんでいる。室内遊びの工夫や、散歩などをしながら、活動の幅を広げていくようにしていく。