4歳ぱんだ組2020年度9月の保育日誌

9月3日(木) 晴れ  高橋

秋まつりを楽しみにしながら、他クラスの出来上がった提灯を見ている。ぱんだ組では二つの提灯案があがり、両方作りたい子もいる。今日はおばけ提灯。怖い怖いと言いながらも大好きなおばけ。それぞれのイメージでワクワクしながらカップにおばけの表情を描き、舌をハサミで好きな形に切る。カップ上下を合わせ友だちと見せ合い「こわいね」「かわいいおばけだね」などと意見したり互いの作品の良い所を認め合ったりする会話、「赤ちゃんたちがこわがるかな?」と気に掛ける姿も年上らしくかわいい。「いつ吊るすの?」と飾ることも楽しみにしている。

 

9月17日(金) 晴れ  小田桐

きりん組で作ったおばけ屋敷に招待された。きりん組の友だちとペアになり、暗くして音響効果も出している部屋の黒いハウスに入っていき、出てくると「こわかった」と笑顔で話していた。「トンネルくぐったらおばけがとんでた」「ゆらゆらしてた」とおばけ屋敷の様子を語り合い、順番を待っている子の期待感も募る。ぱんだ組でも作ってみたいという子が多かったので、今度は作る側の楽しさも味わえるようにしたい。また、自然な異年齢交流になると良い。

 

9月23日(水) 雨  高橋

連休明け、楽しく過ごしたようで友だちとのおしゃべりに花が咲く。遊びながらの他愛ない口ぶりでやり取りする様子が園生活でのリラックスしてゆったりしている日常の姿で良い。一人の話から競うように話しだし、クラス皆がよく喋るようになったと思った。好きな遊びをした後、休み中に見たトンボ、散歩中に見たトンボの話題になりそこからトンボを作ることに。図鑑を見たり、好きなイメージで折り紙の色を選び表情をつけていく。ヤンマにこだわって色を考える子、空想のトンボを作る子、またそこで考えた話も面白い。

 

9月29日(木) 晴れ 高橋

楽しみにしていた朝顔の色染。種をまいて水をあげ、植え替え、大切に育て、絵にかいたり制作してみたり、最後は色水。今日の花摘みでも「青の花にしよう」「赤の花でつくろう」と選ぶようなやり取りをしていたが、花をもんで出た汁の色に「こんな色になった!」「えーっ!おんなじ色だね」と驚いている。ほぼ全員が紫色水になり笑顔。さぞかし不思議だったのだろう。汁にガーゼを浸し、出来上がりを楽しみにいつまでもバケツ(にためた汁とガーゼ)を覗き込み「においがする」「梅干しの匂いだ」と色に絡ませて連想するやり取りも楽しんでいた。

 

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