4歳ぱんだ組2020年度10月の保育日誌

10月15日(木) 雨  高橋

年長児の手作りペープサートを見る。思った以上に静かに見入っていた。見終わった後も余韻を感じるようにシーンとしている。年長へのあこがれや来年の自分たちも何かやりたいという気持ちにつながるか。「おもしろいね」とぼそり。その後は幼児合同でハロウィンの製作。年中児クラスには素材を置き、年少児クラスとの仕切りを広く開け自由に行き来する。年少児への介助の求めに応じ、一緒に四苦八苦したり面白がったりしていい交流。食事も「一緒に食べていいの?」と聞きに来る子に続き「私もそうしたい」と。急遽テーブルを増やしレストランのようだった。

 

10月16日(金) 晴れ  高橋

今日は運動参観。二度目だというのに初日同様の興奮気味。何度でも家の人に(自分の親でなくても)見てもらうこと、見せられることが自慢できる誇りの様に嬉しい様子。浮足立っているがいい表情。少しくらいの失敗など気にせず楽しんでいる笑い声。楽しかった。皆でやり遂げる大業に、その後出かけた散歩も大きな声で歌ったり、はしゃいだり。ひとつの活動がこんなにも大きな自信や互いの信頼感、そして挑戦への意慾になるのかと頼もしい。これからも一緒にチャレンジたりし失敗したり繰り返し共感し楽しみたい。

 

10月21日(水) 晴れ  高橋

登園すると今日の遠足(お弁当散歩)の話をあちこちで持ち切り。こんな楽しみの日は本当に生活の流れ、切替をパッパと判断して進めて行く。往路は楽しいおしゃべり。公園では遊具のほかボール、わらべ歌遊びで皆それぞれ好きな遊びを保育士、小グループの友だちと一緒に楽しむ。以前にやった遊びを思い出し、はないちもんめを始めると「あまり呼ばれていない人を指そうよ」と。笑い声に誘われ仲間が増えてもグループ内の話をまとめようとしている姿も成長している証。

 

10月22日(木) 晴れ 高橋

両隣のクラスも出かけ大きな音を出して楽器遊びをした。いつものカスタネット、鈴のほかベルを出すと興味津々。今月の歌を奏でるとすぐに口ずさむ。自分たちでも楽器を選び音を出してみると、音色を楽しみ「きれいな音」「スズムシー!」とイメージした音で鳴らす。またメロディーに合わせ動いてみると新しい使い方や面白い動きで楽しくなってきた子が真似をして、いつも消極的だった子も笑顔がこぼれ恥ずかしそうに動き出した。表現遊びに積極的な子、心細い子、色々。無理なくやりたくなる気持ちを引き出す工夫をしていくように努めよう。

育児あれこれ