4歳ぱんだ組2019年度7月の保育日誌

7月8日(月)  曇り 村田

雨上がりの園庭でかたつむりを見つけ、容器に水を溜めて友だちと一緒に動きをじっくりと観察する。「虫を閉じ込める。」と言って、塀の下に生える植物にどんどん砂をかけて埋める子たちがいたので、植物も虫と同じように生きていることを伝えると、子ども同士で「やっぱりやめよう。」と声を掛け合い砂を取り除きはじめる。好奇心でいろいろな遊びをする中で、自分で考えて行動を修正できるように保育者の声かけを工夫していく。

 

7月11日(木)

地区センターのリズム遊びに参加する。年長児の手本を見た後、音楽に合わせて出て行き、いろいろな生き物の動きをして楽しむ。広い場所で身体を動かすことが嬉しくて笑顔で楽しんでいる。少し難しいと思われる動きもあったが、意外とよく観察していてそれなりに真似た動きをしている。身体を動かすことが好きな子が多いので、雨天の日などに保育室で行う機会をつくり、動き方を丁寧に知らせながら楽しんでいきたい。

 

7月23日(火)

折り紙の絵本を見ていた数人が色紙を取りだし袋状にしており、セロテープで端を留めて、財布を作り始めた。「せっかくだから、お金もつくる?」と保育者がハサミを出すと、自分で円や長方形を描いて線に沿って夢中で切り財布をいっぱいにして喜ぶ。ブロックや積み木をする子は友だち同士で会話を弾ませながら複雑に組み立て、崩れても繰り返し行い、他の玩具と組み合わせて傾斜を作ったり、ごっこ遊びをしたりして楽しむ。いくつかの小集団で行われる自由遊びの展開や玩具の使い方の工夫が面白く感心し、手指の成長も実感した。

 

7月25日(木)晴れ 新井

朝、プールに一番先に入る事を伝えると子どもたちは自分からすすんで片付けを始め普段より早くトイレに行くことができていた。プールの支度も手順を確認して一人ひとりのペースで行うことができてプール開始時間よりも早く始められ、たくさん遊ぶことができた、目的をもって行動すると子どもたちの意欲を引き出すことになり大人の声掛けが少なくなることを実感し成長を感じた。

 

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