16日(木) 晴れ 藤本
お楽しみ会の練習中、椅子を一列に並べておくと練習を待つ間に子どもたちが座り、練習風景を見ていた。終わって自由遊びになってからも椅子をそのままにしておくと「映画館みたい」とその椅子に座り、逆側ではダンスや歌を見せたい子が次々とやってきて楽しんでいた。子どもたちには「発表する」というワードより「映画館」というイメージの方がお楽しみ会に近いイメージを理解できた様子だった。その後も思いがけず遊びに発展したが、練習後にすぐに片づけたり遊びだしたのを止めなかったりしたのがよかったと思う。
17日(水) くもり 藤本
幼児集会では4,5歳児の誕生児への質問にも手を挙げて質問する子も見られ、異年齢の関わりも見る事が出来た。クラスに戻った後は林の母が保育に入っていたので「ダンスを見せるか当日まで秘密にしておくか」と子どもたちが話し合う姿もあったが「衣装は見せないでダンスはやりたい」と話がまとまり室内でダンスをして過ごした。こうした日中の活動内容や片付けの時間など、保育者側が決めて指示するより「(同じ内容だったとしても)自分で(自分たちで)決めたものが叶う(守られる・保証される)という実感が子どもたちの意欲を引き出しているように思う。子どもたちのやりたい事に向き合い、提案や話し合う中でやりたい気持ちを引き出していきたい。
21日(火) くもり 菅野
天王町公園まで散歩に行く。好きな友だちと手を繋ぎ会話を楽しみながら道中を楽しんだ。散歩先は広場でボール遊び、鉄棒、滑り台、砂遊び等好きな遊びを見つけ伸び伸びと身体を動かして楽しむ姿が見られた。散歩時に誰と手を繋ぐかで男女ともに喧嘩になる事も多いが「行きに繋ぐから帰りは違う子と繋ごう」と子どもたち自身で話し合い解決する姿が見られとても成長を感じた。
28日(火) くもり 藤本
リハーサルに向けて気持ちを高める意味も込めて衣装を着て練習を行う。保育者がカメラを向けると「(お父さんお母さんに)バレちゃうからダメ!」と話し出す。以前に保育者が「当日まで秘密にする?」と話したのをよく覚えていた様子だ。子どもたちを再度話し合い写真には残さずに練習することになった。この年齢になると少しの隠し事も良いモチベーション維持になる様だ。子どもたちは当日まで内緒にしたいから保育者も写真を撮らないでくれというお互いの信頼関係あっての約束事が成り立つようになったと思う。小さなやり取りではあったが今後の発展においても大切な出来事だと感じた。