2歳うさぎ組2021年度2月の保育日誌

2月8日(火) 曇り 浅松

少人数だったため、ゆっくりと過ごした。遊びが飽きてきた頃に、「紙粘土する?」と提案すると全員が意欲的に準備をして、保育者は見ているだけだった。紙コップに紙粘土を付けて自由に遊ぶ。小さく切った粘土を1個ずつ貼り、花を表現していた子がいた。それを見て他の子もコップに粘土を貼ってドレスの様なコップを作る。そして、また他の子は、絵具の色が混ぜると、「赤と黄色でオレンジ」と変色していくことに面白さを感じていた。今日の予定はどうしようかと写真やイラストを見せながら、説明していくとそれぞれが案を出す姿が見られた。少人数という事もありいつもと違うため、安心したうえで充実した気持ちで過ごせるよう、子どもたちの気持ちに寄り添いながら過ごした。

 

2月15日(火) 晴れ 小野寺

午前中は気温が低い予報だったので、太陽があたって暖かい公園へ行こうと子どもたちに提案。公園の特徴と公園までの距離を伝えると、全員が「緑の広場まで行きたい!」と意見が一致した。「遠いけど大丈夫」と聞くと、「大丈夫!」と頼もしい返事があり出発した。公園では、追いかけっこやかくれんぼ、柳の枝にジャンプしてつかまるなど思い思いに楽しんでいた。子ども同士で声を掛け合ったり、見つけたものを貸してあげたり、友だちと一緒にいる楽しさを感じている様子に成長を感じる。幼児に近づいてきているので、子どもたちの成長に合わせて1つ1つの声掛けや提案ができるよう、子ども同士の世界が広がるようにサポートしていきたい。クラスとして、良い連携で大きな怪我やトラブルもなく、過ごせるようになってきているので、あと1か月半、お互いに成長し次のステップへ進めるよう、丁寧に過ごしていきたい。

 

2月17日(木) 晴れ 村田

少人数だったので、しばらくの間、ゆったりと室内で過ごす。ままごとの棚とテーブルを設置すると、「パーティーの準備する!」とテーブルに皿をしきつめ、食べ物を盛り付けていく。ベッドに赤ちゃんを寝かせて、「寒そうだね。」と保育者が声を掛けると、布団をかけてあげる。ブロックでテレビのリモコンを作っていた子も、ままごとに加わり、赤ちゃんもテーブルに座らせて、スプーンでご飯を食べさせてお世話を楽しむ。子どもの発想で楽しいごっこ遊びを展開している様子が見られた1日だった。幼児クラスへ進級が近いこともあるので、さりげなく環境を整えて、声掛けを工夫して、子ども同士で遊びが楽しめるよう援助していきたい。

 

2月18日(金) 晴れ 福田

園庭で過ごした後、ホールへ行く。少人数だったこともあり、外に出たい子、2人が先に出て遊ぶ。砂場に日が当たり、気持ちが良いのか全員が集まる。砂場道具を隠したり、皿やアイスのコーンに砂を入れておままごとをする。ホールに移動してからは、すぐにゴミ収集ごっこを始める。ブロックや車の玩具などを1か所に集める。満足するまで玩具を出してからコンビカーに乗り、収集車の運転手になりきる。1人がコンビカーでつまづいたら、「ペタペタ」と絆創膏を貼る素振りを見せる。わざと倒れては、ペタペタと貼るを繰り返し楽しむ。玩具の取り合いでけんかをすることがあるが、保育者の仲立ちなく解決する姿も多く見られるようになってきた。怪我に注意しつつ、けんかでの子ども同士のやり取りも見守っていきたい。保育者が無駄な動きをせずに座っていると、トラブルが減り、落ち着いて過ごしているので行動は最小限にしていくと良いと感じた。

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