健康
気温に差がある日が続き鼻水が垂れている子が多い。ティッシュで鼻を拭う習慣がついてきたので子どもの手の届くところにティッシュを用意している。気温が高く暖かい日には、積極的に散歩へ行き身体を動かしている。
園庭で裸足になったり、寝転がり遊ぶ事が多く、衣服などが汚れることがよくある。汚れた衣服を着替えることで清潔にする事の気持ち良さを感じられる様に声掛けをしている。
人間関係
子ども同士ですごろくや、UNOなど卓上遊びをすることが増えた。ルールはあいまいだが、子ども同士話をしながらする事で、一緒に遊ぶ事を楽しんでいる。
以前から、「○○やるひと~」と遊びに誘っていたが、友だちが誘った遊びを「やらない」と断る姿も見られる。話し方を工夫したり、違う遊びに誘うなど関わり方を工夫する姿がよく見られるようになってきたので見守っている。
環境
室内では玩具の使い方を工夫、集中しているので、段ボールや棚を使い遊び込める環境を用意している。ブロックを高く積み上げ届かない時や、ままごと遊びで、スペースを確保するために椅子を使うことが増えた。背もたれ側から椅子に座らないよう声を掛け、安全に使える様見守っている。
言葉
友だちと遊ぶことが増え、コミュニケーションを取りながら遊びを広げる様子がよく見られる。上手く伝わらずお互いが疑問、不満を持っている姿も見られるようになってきたので、気持ちを受け止め、代弁。出来る限り子どもの言葉で気持ちを伝えられる様、トラブルの際は工夫して言葉がけをしている。
表現
3月の制作で自分の似顔絵、ハサミを使って切り絵を行なった。似顔絵では「自分の顔、口、髪の毛はどんないろかな?」と問いかけると想像しながら色を選び、絵を描いていた。切り絵では、重ねた折り紙を切ることに苦戦しながらも、数回繰り返すことでその都度変わる形を見て楽しんでいた。
…
健康
散歩先では広い公園を選び、リレーを提案したり、ボールを持って行ったりと身体を思いきり動かせる環境を用意する。動いて暑くなると自ら上着を脱ぎにくる姿があるが、寒いとお茶を飲まない子が出てくるので声を掛けていく。
進級に向けて身の回りのことはほとんど自分で出来るようになってきている。保育者が次の予定を前もって伝えると、「一番はトイレだよね。」「おやつの前にシーツしまわなきゃ。」と友だち同士で声を掛け、自主的に行動している。
人間関係
戸外での鬼ごっこは保育者が参加しなくても、自分たちだけで長時間行なえるようになっている。鬼をやりたがらない子や、「疲れた。」と途中でやめる子もいるが、「代わりに僕がやってあげるよ。」と声を掛けてあげる子が出てきたり、保育者が少し声を掛けると自分たちで解決しようとしたりする姿が見られる。
異年齢児との関わりを好み、異年齢児との散歩であることを伝えると「やったー!」と喜ぶ姿があり、早い時間から張り切って支度をし外で体を動かしていた。
環境
子どもたちの「これをやってみたい」という気持ちに寄り添い、綿や毛糸などの素材や、水のり、ハサミなどの道具を用意し、子どもの発想を形にできるように準備した。必要以上に声を掛けず見守ることで自分たちで「こうしてみようかな。」と考えて取り組んでいた。
ハサミを使用すると机や床に切った紙が散らかってしまう為、小さいちりとりとほうきを用意すると制作後に自分たちで掃除が出来るようになった。
言葉
保育者がすぐに答えを出すのではなく、何かあった時には子どもたちに「どうしたらいいと思う?」と問いかけるような声掛けを行った。次第に身の回りのことや掃除など自分たちで気が付き取り組むようになってきたので、今後も見守っていく。
集団で遊んでいると意見の食い違いなどでトラブルになることがあるが、子ども同士で話をして解決しようとする姿が見られる。伝え方が一方的になってしまっている時には保育者が仲介し、どう話せば良いかを一緒に考えていく。
表現
先月行ったはじき絵が楽しかったようで、「またやりたい」との声があったので、今月の制作でもはじき絵を行なう。「チョコレートを作るんだよ」と声を掛けると、「白のクレヨンでホワイトチョコにしよう」「いちご味も良いんじゃない?」と考えており、絵の具を塗り終わると「冷蔵庫で冷やしてきてね!」とお菓子作り気分で取り組んでいた。また、冬の制作でマフラーや手袋をしている自分たちに好きに模様や綿をつけて良いよと渡すと、今月の歌「コンコンクシャン」の歌にちなんで、自分の顔にマスクを描いている子が数人いた。
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健康
常に鼻水が垂れている子が多い。日中に鼻を気にして触り遊びに集中できない姿が見られるので、常に子どもの手の届くところにティッシュを用意し清潔を保つようにしている。体力がついてきたことで戸外活動の時間が長くなったり、一つの遊びを長く続ける姿がある。鬼ごっこなど走る際に転ぶことが多かったが、体を動かす機会が増えたことで転ぶことが減っている。出来る限り外へ出て存分に身体を動かせるよう活動を工夫していく。
人間関係
年明けから進級することを楽しみしていて、ぱんだ組の玩具を借りることや部屋に入り一緒に遊ぶこと、年下の子を世話しようとすることが増えている。またきりん組の子に甘える姿がよく見られている。きりん組との散歩では手を繋いだり、一緒に遊ぶことでコミュニケーションを楽しんでいる。さらに、リレーや製作などの遊び、友だちとの話し方や関わり方を真似るなど刺激を受けている。ぺんぎん同士の関りでも、相手の顔色を気にしたり、遊びを真似して友だちを誘い複数人で遊ぶ姿が増えるなど、少しずつ変化が見られているので、見守り尊重していく。
環境
午前中に戸外活動の時間が長くなったことで、午後に室内で遊びを見つけじっくりと遊び込む姿が見られる。ハサミや糊を使った製作遊びやブロック等を使い友だちと大きな物を作るなど時間を掛けて完成する遊びをしているので、一人ひとりが遊びを見つけて想像するものを作り上げられるよう、環境を区切るなど工夫している。遊びの幅が広がり満足できるように環境設定を行っていく。
言葉
トラブルになった時に保育士へ思いを伝えているが、相手に思いを伝えるよう声を掛けている。その際は子どもの様子を見守り必要に応じて代弁、あまり声掛けをせず子どもたちなりに解決が出来るよう関わっている。子どもが納得していない様子がみられる時には気持ちを受け止めるなど工夫している。子ども同士で話し、伝わり解決する経験が増えるよう声掛けや関わり方を工夫していく。
表現
製作遊びを好み、写し絵や塗り絵、ハサミや糊を使って遊びを楽しんでいる。ハサミを使用する時には、持ち方や扱い方を伝えながら、全員が安全に行えるよう1つの机で行うなどルールを設けている。想像したものを形にすることを楽しんでいるので様々な作り方が出来るよう、道具の用意などを工夫している。…
健康
12月前半にノロウイルスが流行。定期的な消毒、換気を心がけ感染症予防に務め、子どもの顔色や食事の様子に変わりがないかを心掛けて見るようにした。本格的に寒くなり、他の感染症も流行りだす時期なので、引き続き子どもの体調管理に務め、消毒や換気などの感染症予防を行っていく。
お弁当給食をテラスで食べた日は普段と違う場所や、楽しい雰囲気だったこともあり、普段野菜を食べない子が食べたり、完食する子が多かったりした。今後も環境や声掛けで楽しく食べられる雰囲気作りを行っていく。
人間関係
お楽しみ会を通じて、同じ役になった子と仲が深まるなど新しい交友関係もでき、クラス全体での団結力も強くなったように思う。友だちが頑張っているから自分も頑張ろうという気持ちを持つようになる子が多く、皆でがらがらどんを楽しんでいる姿があった。
戸外での集団遊びでは保育者が一緒に参加することでルールをよく理解する様になり、次第に子ども同士でも楽しむ様になってきている。今後も色々な遊びを提案し、子どもたちの様子を見て参加したり見守ったりしていく。
環境
散歩の道中に季節の行事にまつわる壁面や置物を見つけたり、公園の落ち葉を踏みサクサクと音を感じたりし、季節を感じることが出来た。年末は遊びの中で大掃除の時間を取り入れると、皆張り切って掃除を始め、「きれいになってきたね。」と達成感を味わい、子ども達の方から「棚も掃除する?」と掃除場所を探しては積極的に取り組む姿が見られた。日頃から子どもたちに掃除を手伝ってもらうなどし、部屋を清潔に保つ気持ちや達成感を味わってもらいたい。
言葉
集団で遊ぶ事が増えた分、子ども同士でのトラブルもあるが、何が嫌だったのかを言葉で伝えあっている姿が見られる。上手く伝わらない時や納得できない時には保育者が仲介し、どう伝えていけば良いかを一緒に考えるようにしている。
年末になるとお正月遊びを行うようになる。かるたはルールを理解すると子ども同士でも行うようになり、絵柄と照らし合わせながらひらがなにも興味を持つようになってきている。
表現
色鉛筆や丸シールなどで自由に製作をし、作った製作物を使用しておままごとやお店屋さんごっこを行う事を楽しんでいる。お絵描きや塗り絵もただ描いて終わるのではなく、切り取って持ち歩いたりお友だちの物と組み合わせたりして遊んでいる。
お楽しみ会では自分たちの歌や表現をお客さんに見てもらい拍手をもらうことで、自信に繋がっている。本番が終わった後でも子ども同士で歌を歌ったり台詞を言い合う姿が見られる。
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健康
クッキングでおはぎを作る。おはぎの作り方の紙芝居を読み、米を潰すところから作る。自分の物を作るという意欲から手に米粒が付くことや、普段おやつを食べない子が作り、食べる姿があった。
咳や鼻水が出る子が多く、ティッシュを手の届くところに置くなど自ら鼻を拭けるよう声を掛け工夫している。
散歩では距離のある公園に挑戦することで、今まで以上に身体を動かしている。体力がつき20分程歩いて公園へ向かっている。
人間関係
子ども同士で遊びに誘い、自分の思いを言葉で伝えながら、ごっこ遊びやなりきり遊びをしている。
戸外では集団遊びが増え、「鬼ごっこする人ー?」と遊びが始まることがほとんど。氷鬼や増え鬼に慣れてきたので、しっぽ取りやドロケイを提案するとすぐにルールを理解し集団で楽しんでいた。ゲームに慣れてくると気分が高まりトラブルが増えるので、意欲を高めながらも落ち着いて遊ぶことができるように言葉掛けを工夫していく。
環境
散歩先の公園では、「葉っぱの色が赤や黄色できれいだね。」と落ち葉の色の変化に気が付いている。踏んだり寝転んだりして落ち葉の音や感触を楽しんでいる。また、大きい葉っぱを見つけると穴をあけ、「葉っぱおばけだー!」と顔を作り遊んでいる。
散歩で商店街を歩くと「おはようございます!」と地域の方に挨拶をするようになっている。挨拶が返ってくることを喜び、自信に繋がっている。
言葉
午後は連絡ノートを名前が見えるように並べ、自分のノートを見つけるようにしている。ひらがなが分かる子は自分のを探した後に、友だちのノートも一緒に探してあげる姿が見られる。分からない子はロッカーの名前とノートの名前を見比べながら探す姿がある。
ごっこ遊びではお店屋さんやお客さんになりきって「いらっしゃいませ。〇〇円ですよ。」「〇〇ください!これお金です」と口調を真似してやり取りを楽しんでいる。
表現
絵の具を手の平いっぱいにつけて色を塗る制作を行った。道具を使わないことで絵の具の感触を感じることができ、大きな画用紙に大胆に塗る事を楽しんでいた。また、毛糸を使いミノムシやツリーの製作を行い素材の暖かみや季節を感じた。
来月のお楽しみ会に向けてオペレッタを練習している。セリフや歌に合わせて身振り手振りをつけたり、役になりきって動きを工夫したりなど表現することを楽しんでいる。…
健康
10月に入り手足口病やヘルパンギーナ等の感染症にかかる子が数人いた。感染症以外にも、急に気温が下がり寒暖差で体調を崩しやすくなるので、手洗いをしっかり行ったり上着で体温調節を行なったりしながら、子どもの体調管理に気を付けて様子を見ていく。
野菜に関する絵本や紙芝居を読むことで、野菜を食べたらどうなるのかを理解してきている。「野菜を食べたら体が強くなるんだよね!」と言いながら少しずつ挑戦する子も増えてきた。また、クッキングを通して食への興味が湧いており、普段はあまり食べない子も自分で作った物は食べようとする姿勢が見られた。
人間関係
運動遊びでダンスやリレーなど皆で何かをする経験をしたことで、普段の自由遊びでも自然と集団遊びをしていることが増えた。時にはぶつかり合うこともあるが、友だち同士で解決策を探す姿も見られるようになり成長を感じる。
先月同様、異年齢と関わる機会も多く、一緒に遊ぶ中で自然と乳児との関わり方を学んだり、4、5歳児の遊び方を吸収したりと良い刺激になっている。
環境
様々な公園へ散歩に行くことでその公園にしかない遊具や、道中で見る自然などを感じることができた。子どもが捕まえた虫を虫カゴに入れ観察したり、気になった草花を写真に取り保育園に戻った後に図鑑で調べたりと子どもたちの興味、関心に寄り添っていった。室内では、画用紙でヘアバンドにポケモンキャラクターの耳を付けてなりきり、バトルごっこをしている。力が強くなり怪我の恐れがある際には声を掛け怪我に配慮していく。
言葉
自分の作品にかいた名前やお友だちの名前を声に出して読むなど、ひらがなに興味を持ち始めている。トラブルが起きた際には手が出ることもあるが、言葉で解決しようとする姿が見られている。子ども同士の関わりで、相手が機嫌を損ねないように「○○がいやなの?じゃあ○○でいい?」などと言い工夫して関わろうとする姿がある。子ども同士の関わりを尊重し必要に応じて言葉を代弁し見守っていく。
表現
散歩先で拾ったどんぐりに絵の具をつけて転がす制作を行うと喜んで取り組んでいた。どんぐり以外にも落ち葉や木の実を使って子どもたちが自由に制作を出来るように、画用紙やのり、テープなど用意していく。
絵本によっては歌をうたいながら読んだり、人形を使って絵本を表現し遊んでいる。歌のある絵本を採り入れるなど工夫していく。
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健康
9月後半には気温が下がり戸外遊びを取り入れた。気温が高く戸外に出られず水遊びが続いた為、体力の低下を感じた。戸外では保育士が一緒になって体を動かすことで、氷鬼や色鬼を楽しみ、体力が付くよう工夫している。お昼寝時に入眠が早いなど疲れている様子があるので、活動や活動時間を工夫していく。
人間関係
異年齢が行う運動遊びの競技を真似することや、遊びに取り入れるなど影響を受けているように感じた。異年齢での関わりが増える事で、年上の子を遊びに誘うことや、年下のクラスでは泣いている子の手を引き、涙を拭くことや頭を撫でるような姿が見られた。
それぞれが好きな遊びを見付け、友だちを含めて遊んでいる。友だちが話し始めると耳を傾ける様子やトラブルの時に気持ちを伝える事で仲直りをしようとする姿がある。
環境
室内でゆっくりと安心して過ごす事が出来る環境をつくるために、塗り絵や簡単な製作遊びなどの卓上遊びを用意したり、あえて広いスペースを用意したりするなど子どもの様子に合わせて工夫した。
おままごとのスペースは椅子を並べて作ることが多いので、代わりになるベンチや段ボールを用意した。また、簡単な折り紙や糊を使い作った物をおままごとに使用して楽しんでいた。
言葉
季節の歌の歌詞を壁に貼っていて指でなぞりながら歌っている。友だちと輪になり歌い始めた時には音楽をかけている。
トラブルの際に汚い言葉を言い合うことがあるので、気持ちを伝えるように声を掛けたり汚い言葉を言われた相手の気持ちを伝えるなど工夫している。
表現
運動遊びのしゅりけんにんじゃのダンスを踊ったり、きりん組が踊るソーラン節を「みせて」と真似して、そのまま数曲ダンスを踊り楽しんでいる。
ごっこ遊びでは好きなキャラクターになりきり耳やしっぽを付け、声を変えるなどなりきっている。…
健康
7月末から8月第2週に体調を崩し、欠席、早退をする子が多かった。日中の時間にもだるそうな姿、情緒が不安定で保育士を求める姿がよく見られた為、気持ちや表情の変化を感じた時には体温を測り、布団に寝転がり安心できる環境を用意するなど配慮した。
身の回りの事を自ら行う姿がよく見られる。身の回りの支度、その他にも個々のペースがあることを理解し、出来たことに自信を持てるよう声を掛けていく。
友だち同士で「ぼく人参食べれるよ。」「お野菜食べるとこ見ててね!」等と互いに刺激し合いながら野菜などの苦手な食べ物に挑戦している。食べられたことに自信を持ち楽しんで食事をしているので、意欲を尊重しながら食事のマナーを伝えていく。
人間関係
子ども同士の関りでは、言葉で伝えようと手が出ることを我慢する姿が見られる一方、上手く伝わらないことでいら立ち、手がでたり、噛みついたりすることもあった。トラブルの際には保育者がすぐにそばへ行き怪我に配慮した。子ども同士の関りを尊重することを忘れずに、必要に応じて保育士が仲介していく。
室内で過ごす時間が増えたことで異年齢との交流が増え、乳児には同じ目線になって遊んであげたり頭を撫でてあげたりとお兄さん、お姉さんな姿が見られた。年上の子と遊ぶ時には折紙を折ってもらったり、一緒にリレーを行ったりと遊びがより充実し、満足そうにしていた。
環境
室内でかたつむりを飼育。毎日虫カゴを覗き餌を食べているか、うんちをしているかなどの観察をして友だちと共有している。その日の給食に使われている野菜をかたつむりにあげる等して興味を尊重していく。
水遊びでは色水遊びを好み、二色が混ざると違う色になることに気がついたり、ジュースに見立てたりして遊んでいる。戸外遊びが出来ない日にはリレーやダンスなどで体を動かし、発散している。
言葉
トラブルの際に言葉でやり取りをしようとする姿が見られていたが、以前のように手が出る姿も増えた。怪我に配慮しながら、その都度気持ちを受け止め言葉で気持ちを伝えた事に自信が持てるよう工夫していく。
家庭や休日にあった楽しかった出来事を友だちや保育者に話している姿が見られる。「僕もそこ行った事あるよ!」「○○ちゃんも今度連れていってあげるよ!」などの会話を通して友だちとの仲をより深めている。
表現
運動会や夏祭りに向けて様々なダンスを一緒に踊っている。新しい曲も保育者の真似をしながら踊り、意欲的な姿が見られる。
折り紙やハサミを使った製作遊びが好きな子が多く、集中して取り組む姿が見られる。新たに遊びを楽しめるよう道具を用意するなど工夫していく。またテープやハサミの正しい使い方を伝え、怪我に配慮する。…
健康
水遊びが無く動き足りない姿が見られる時は、ホールや他クラスの部屋を利用しながら少人数で落ち着いた環境で遊ぶことができる様にするなど工夫している。
暑さによる疲れがたまっているのか。発熱による欠席、早退が続いていた。1日の中で水分補給をする声掛けをし、ゆっくりと落ち着き、休息が取れる遊びの用意や環境設定を行った。
人間関係
まだまだ自分が一番の子どもたちで、友だちの使う玩具が欲しい、一番にやりたいなどでトラブルになる事がある。相手の気持ちに気付き、コミュニケーションを取り一緒に遊ぶことを楽しんでいる。子どもから保育士に助けを求めてくるときには、気持ちを受け止めながら、お互いの気持ちを代弁していく。リレーやいすとりゲームなど、複数の友だちとルールのある遊びを楽しんでいる。普段遊ぶことの少ない友だちと関わることの楽しさや、「がんばれ」と応援する、掛けられることの嬉しさを感じている。
環境
戸外活動が出来ない分、動きが活発になる午後などには部屋を広くして、巧技台を出すなど環境を大きく変えることで怪我などを防いでいる。
午睡は睡眠時間や、入眠時間などがそれぞれだが午睡が子どもたちの休息の時間になるよう、一人一人にあった布団の置き方をするなど環境設定を工夫した。
言葉
子ども同士で遊びを楽しむ中で、遊びに入れたくないことを強い口調で言う事や、相手が傷つく言葉でいうことが目立つので、その子どもの気持ちを尊重しながら、言われた相手の気持ちを伝えていく。伝えることで、相手の気持ちに気付き「ごめんね」と言う姿もある。
自分のやりたい事、嫌だったことを保育士に説明しようとする姿がある。上手く言葉にできず、時間が掛かる時には受け止めながら言葉を代弁していく。
表現
チラシや新聞紙、のりなどを用意すると魚や車、動物などを表現し遊んでいた。
製作遊びが好きでスイカや夏祭り製作など、子どもによっては本物を想像して、色を使い分けるなど工夫していた。
運動会に向けてダンスを始めると、そこから毎日のように「ダンスをやりたい」と楽しんでいる。きりん組や上手な友だちの真似をして体を動かしている。…
健康
保育園で発熱をしたり、昼寝時に咳をして苦しそうにしたりする子がいた。保護者と家庭での体調、園での体調を共有し合うなどし、健康管理に努めた。
食事前の着替えを嫌がっていた子が少しずつ自信がついてきたのか、自分でやろうと意欲的な姿が見られるようになってきた。日中布パンツを履いている子が増え、活動の合間や自分で気がついてトイレに行くことができている。保護者の方と相談をしながら無理のない程度に進めていきたい。
人間関係
氷鬼から始まり、子どもたちの考えるパトロールごっこや警察ごっこなどを複数人で楽しんでいる。ルールの共有が難しく遊びが始まるまでに時間が掛かるので、保育士が一緒にルールを説明し友だち同士での遊びを楽しんでいく。教室では爆弾ゲームや椅子取りゲームなどの集団でのゲーム遊びを通して普段関わらない子とも関わる機会になっている。
環境
6月の歌を通して雨に触れ、「雨が降ったからかたつむりがいる」「雨でヒマワリが大きくなった」などと話す。友だちと保育者と気付きや疑問を共有しているので、活動などに取り入れて行く。時計に付いたフルーツを目印に片付けをする時間を伝え続けたことで数字に興味を持っている。また時間に気付いた人が「かたづけのじかんだよ」などと伝える姿があるので今後も分かりやすく伝えていく。
言葉
朝の会で「おはようございます」、散歩時に地域の方へ「こんにちは」「いってきます」降園時に友だちへ「ばいばい」と言う習慣がついている様子。挨拶をする事が自信になるよう言葉掛けしていく。自分の思いを言葉にすることができるようになってきているので、なるべく子どもたち同士での遊びを楽しみ、トラブルの解決ができるように見守っている。強い口調やいけない言葉を使っている時には声を掛け、どう伝えれば良いかを一緒に考えていく。
表現
粘土遊びでは、細長く伸ばしてへび、丸くしてお団子、色々な形のパーツを組み合わせてロボットなど様々な形を作り楽しんでいる。友だち同士で見せ合い、真似をし合うなどして表現の幅を広げている。自由遊びでは製作棚から好きに折り紙やシール、塗り絵を出し取り組んでいる。
「〇〇の歌流して!」と踊りたい曲をリクエストし、数人で好きなダンスを踊る事を楽しんでいる。
食育
給食や園庭に実っている野菜に触れたり見たりすることで、野菜への興味を示している。まずは苦手な食べ物を見ることやにおいをかぐことから始め、少しずつ食べられるように工夫していく。「お腹をくっつけて食べようね。」と声を掛けるようにすると、食べこぼしが減り、食事中の椅子の座り方も意識出来るようになってきている。今後も習慣付くように分かりやすく伝えていく。
…