健康
先月同様、連日熱中症アラートが発令され、水遊びの日以外は室内で過ごす事が多かった。水遊びでは保育者や的に水鉄砲で水を当てるなどダイナミックに遊ぶこともあれば、衣類をタライに入れて洗濯遊びをしたり、色水をビニール袋に入れて感触を味わったりなど落ち着いて遊ぶこともあった。飽きずに楽しんでいるのでこまめに水分補給をするように声掛けをしていた。子どもから進んで「おしっこ出る」と教えてくれてトイレに行く姿が多く見られた。また、友だちがトイレに行く姿を見てトイレに行く子も多く、全体的に意欲的な姿が見られた。子どもの気持ちに寄り添いながらそれぞれのペースで進めていきたい。
環境
水遊びでは水がかかるのが苦手な子もいたので、別の場所にタライや玩具を用意して落ち着いて遊べるように環境を設定した。水遊びをしたくない子がいた日には、無理せずホールで遊べるようにし、子どもたち一人一人の気持ちに寄り添って関わり楽しんで過ごせるように働きかけていた。先月同様、暑さで戸外に出られない日には、担任間で連携を取りながら、ホールや異年齢の保育室、廊下等を使い子ども達がそれぞれの場所で飽きずに満足して遊ぶ事ができた。春雨やマカロニ、寒天、氷など様々な物に触れて感触遊びを楽しみ、そこから発展させていけるよう材料や道具も用意した。野菜スタンプやトウモロコシの皮むきなどの食育にも触れて、野菜の名前を覚えて伝える姿も見られた。
言葉
先月同様、友だち同士の会話が増え、ごっこ遊びでは想像を膨らませながらお店屋さんやお客さんになりきって言葉のやりとりを楽しんでいる。玩具の貸し借りでは「貸して」「後でね」等のやり取りをできる子が増えてきたが、まだ手が出たり勝手に他児が使っている玩具を取ってしまったりすることがあるので、言葉で伝えていけるように声を掛けていく。
人間関係
以前より友だちと関わる姿が増えており、友だちを遊びに誘って複数で遊ぶ姿が多く見られるようになった。また、悲しそうな顔をしている子や泣いている子に対して「どうしたの?」と声を掛けたり、頭を撫でてあげたりと優しいやりとりが見られるようになった。子どもたち同士のやりとりが増えているので、引き続き側で見守りながら必要に応じて援助したり声を掛けたりしていき、良い関係作りをしていく。
表現
感触遊びでは様々な感触を楽しむだけでなく、玩具を使ってごっこ遊びを楽しむなど遊びが広がっていた。
「〇〇かけて!」と子どもからのリクエストがあり、音楽を流すとドレスを着て歌いながら踊る姿が見られた。音楽や踊るのが好きな子たちが多いので、様々な曲を流したりポリ袋や玩具を使ったりしてより楽しんで行えるように工夫していく。