健康
GW明けの数日は、休み明けの疲れからなのか発熱による早退が続いた。休み明けで生活のリズムが崩れる子がいないか注意してなるべく個々のペースに合わせるようにしていった。母子分離の際に泣いている子はいるが、切り替えることができているため、様子を見ていった。中旬頃から、アデノウイルスが流行り、高熱・咳からの欠席者が増えた。そのため、塩素系の消毒液を使い、こまめに玩具拭きや床、壁拭きを行った。
環境
雨の日でもソフトブロックや巧技台を使い、昇り降りして体を動かして過ごせる様に室内でも工夫して行った。
戸外では、遊び場の点検を徹底して、安全に遊べるようにした。草木や虫に触れて、春の自然を感じることができた。より興味が持てるように持ち運びやすい図鑑を用意したり、虫を虫かごに入れて観察したりと取り組んでいきたい。
言葉 玩具の取り合いなど、思い通りにいかないと声を上げて伝えたり、「やや、やだ」と言ったりなどが増えてきた。また、保育者が間に入り「どーぞ」「かして」と代弁すると真似をする子もいる。
手遊びや絵本が好きで保育者に「やって」「読んで」と仕草で伝える子や言葉にして伝える子が楽しんでいた。
人間関係
他の子どもへの興味がでてきたのか、子ども同士でも顔を見合わせて笑い合う姿も見られ、また関わろうとする姿が見られる。まだ、関わり方がうまくいかず、気持ちが強く出て噛みつきやひっかきに繋がることがあるため、引き続き注意していく。
また、遊びの中でも友だちが遊び込んで楽しんでいると真似をして自分も楽しもうとする様子があった。
表現
それぞれ好きな遊びを見つけると笑顔も見られていた。新生活に徐々に慣れてきて、落ち着いて過ごす時間が増えてきている。オムツ替えや顔を拭くことなど「イヤイヤ」と言って伝える姿が増えてきた。
また、リズム体操や手遊びは興味がある子が参加し、曲のリズムを楽しむ子、保育者の真似をして楽しむ子と様々な楽しみ方をしていた。
食育
食事の時間が楽しみな子が多く、保育者が支度を始めると自分から手を洗ったり、椅子に座ろうとしたりすることが多い。
食事では、手づかみやスプーンを使って自分で食べようとする気持ちを大切にしながら援助することができた。保育者に介助されて食べていた子も少しずつスプーンで食べてみようとする様子が見られた。遊び食べや一度にたくさんの量を口に入れたりする子がいるため、喉につまらせることがないよう注意していきたい。