健康
月の下旬は、アデノウイルスや胃腸炎が流行り早退・欠席者が多かった。その為、一人ひとりが手洗いうがいの大切さや、やり方を再確認していた。保育士は、子どもたちが疑問に思ったことをイラストを使い説明した。(どこからばい菌が体の中に入って来るのかなど)復活してきた友だちに、やり方を伝え誰が綺麗に洗えるかと競い合う姿が見られた。引き続き、加湿器や換気をこまめに行い感染対策に努めていく。
戸外に出ると、道を歩くときのマナーなど安全に歩こうと意識することが増えてきた。友だちとの会話が盛り上がり少し危ないこともあるが声を掛けるとすぐに切り替え歩いている。小学校に向けて、安全面の事を伝えていく。
環境
お楽しみ会が終わっても、楽器や劇遊びをする姿がよく見られる。劇遊びでは、戸外に出た時も木陰の方に行ってトトロ遊びを楽しんでいる。また、たまたま葉っぱの上に松ぼっくりや木の実が置いてあるのを発見すると、「トトロがいるかもしれない」とトトロに会えるように、どんぐり拾いや大きな葉っぱを探して傘にできるように想像を膨らませて楽しんでいた。月の下旬は、欠席者が多かった。お当番関係なく掃除や給食の準備を協力して行い助け合っていた。
言葉
先月から朝の会で行っている伝言ゲーム。少しずつ聞く姿勢と同じ言葉を伝える大切さを理解して行ってる。普段の遊びでも、友だちに対して聞く姿勢が身についてきてトラブルが減ってきている。お当番の日には、皆の前に立ってその日に頑張ることを発表している。何を発表すればいいのか戸惑うこともあるが、冷静になって自分の言葉で発表している。
すごろくで文字を読んで楽しむ遊びでは、自然と文字を読もうとしたり友だちに聞いたりしている。
人間関係
小学校1年生が保育園に遊びにきた交流会では、積極的に声を掛けて交流会を楽しんでいた。少し戸惑う子もいたが、他の子と一緒に行動するなど子どもたち同士で関ろうとしていた。
遊びのルールを決める時に、特定の子が決めることが多く遊び始める前にトラブルになることが増えてきた。全員が納得して遊びに参加できる様に、ルールを決めるポイントなど伝えながら仲立ちをしていく。
表現
お楽しみ会が終わっても、楽器遊びやダンスをする子が多く自然とリズム遊びをすることが多かった。曲を使っての伝言ゲームでは、歌詞とお題が混ざってしまい混乱することもあったがその混乱を楽しんでいた。楽器は様子を見て、入れ替えをして様々な楽器に触れて遊べるようにする。
季節の歌では、その日のお当番が歌をうたうのか判断しているためばらつきはでるが短期間で歌詞を覚えることが増え、月に歌う曲数が2曲以上になっている。歌詞の意味なども伝え、歌いやすいように工夫していく。