食事
「やさいたべてみるからみてて」と苦手な野菜を食べる。周りの子どもも一口食べてみようと挑戦する姿が見られる。楽しくなると食具で音を鳴らしたり大きな声を出すなど感染症や、誤飲の危険性があるので気を付けて声を掛けていく。食事の量が増え、用意されたおかわりがなくなることが増えた。周りの子どもに影響され食事を楽しむ姿が見られているので、落ち着いて食べられる環境を整えていく。
睡眠
寝る前に本を2冊持ってきたり、ぬいぐるみを持ってきて布団に入ることが習慣づいている。友だちと本を読み、絵本を楽しむ。布団に絵本を並べたり、掛け布団をたたみ枕にするなど自分で環境を作り、落ち着いて入眠できるようにしている。気温が上がっているので室温に注意して体温調節に気を付けていく。うつ伏せで丸まって寝ている子どもは快適に眠れるよう入眠後に体勢を直す。
排泄
全員が来年度に向けて布パンツを用意している。積極的に布パンツを履く子どももいるが、履きたがらない子どももいるので子どもの気持ちに寄り添い進めていく。布パンツを得意そうに保育者に見せる姿が見られる。排尿間隔が長い子どもにも活動の合間に声を掛け、成功体験が増え自信になるように働きかけていく。午睡前は自立している子どもに声を掛けトイレに行くようにしている。
健康
休園により出席数が少ない。小さな体調の変化に気をつけながら保護者と連携を取っていく。戸外では日が当たっている公園に行き、上着を着用して体温調節を行っている。乾燥する日が続くので、加湿や水分補給を行い、肌が乾燥している子どもには引き続きワセリンを塗り、快適に過ごせるように援助していく。
身体発達
鬼ごっこやかくれんぼをしながら転ぶ事や、怪我をすることに自ら危険を予測し遊ぶ。追いかけっこを始めると、「わたしはにげる」「ぼくはおに」と子ども同士で遊ぶ姿も増えてきた。捕まえると「たいほした」と牢屋を作るなど遊びが広がっている。川辺町公園に行った際は片道25分程を立ち止まらず到着した。クライミングの急な坂を手と足を上手く使いスムーズに上っていた。ひな祭りの製作の花紙を貼る場面では説明をせずに渡す。花紙をちぎって貼ったり、一枚を丸めて貼るなどそれぞれ楽しんでいた。
情緒
思い通りにならず、泣き叫ぶ子どもがいる時には一人になり落ち着ける環境を作る。環境や保育者を変える事で気持ちが切り替えられる事が増えた。玩具の取り合いで喧嘩になることがあるが保育者の仲立ちなく解決する姿も多く見られるようになっていきた。子ども同士で遊びに誘い、玩具を分け幼児らしい姿が見えてきた。子どもの成長に合わせて声掛けや提案をする事でさりげなく環境を整えていく。
言葉
子ども同士で遊びに誘い、遊びを広げている。遊びを共有することで子ども同士の関係が深まっているように感じる。周りの子どもを気にする姿が増え、トラブルの際には言葉で気持ちを伝えるようになっている。保育者は話したいという子どもの気持ちを尊重して見守り、必要に応じて仲介をする。絵本や遊びを通じて楽しんで言葉を獲得しているので尊重して育む。