4歳ぱんだ組2021年度6月のまとめ

健康

汗ばむ陽気になり、自分で「のどかわいたー」とお茶を飲みに行き水分補給をしている。水分をあまりとらない子には、声を掛け、少しずつでも飲むように促している。服が汚れたり、濡れたりした時には、自ら「きがえる!」と言いにくる子もいるが、汗をかいたので着替えるという意識はまだない。戸外でたくさん遊んで汗をかいた後は、こちらから声を掛け促していくようにしたい。手洗いうがい、歯磨きは、なぜするのか理由を話し合い、習慣化できるようにしたい。気温、湿度を調節して清潔に心地よく過ごせるようにすると共に、暑さ対策をしっかりして戸外遊びも楽しみたい。また、午後の過ごし方も工夫する。

人間関係

友だちとの楽しい遊びの中で、気持ちが高ぶり、興奮し過ぎてしまうことがある。その都度、止めるタイミングを考慮し、危険のないように見ている。いまだ手が出ることもあるが、互いの気持ちを知り、譲れない気持ち、でも、自分の悪い所もわかっていて譲ったり、それぞれが葛藤しながら関わる姿が見られる。喧嘩になると、集まり話を聞いたりお互いの意見を出しながら、自分たちで解決しようとする姿も見られる。その時々の様子を見守り、応援していきたい。

環境

好きな遊び、得意な事を存分に発揮できるよう、室内では製作に必要な物、戸外では長縄やボールを準備して遊べるようにしている。それぞれの遊びを、自分たちで満足いくやり方で交替しながら遊ぶ姿も見られる。梅雨に入り、室内では、ルールのあるゲームを楽しんでいる。少しずつルールを変えてみたり、新しいゲームを用意したりしながら、一緒に楽しんでいきたい。

言葉

登園するとすぐに友だちの所に行き、話をし始め楽しそうだ。遊び、生活の中で、友だちの気持ちを考え、言葉にしてみたり、説明したりしながら保育士の介入なく仲直りをする時もあり、子どもだけのやり取りの時間を取って見守っている。また、どんな時も、自分の気持ちをためらわずに言い出せる雰囲気づくりに気をつけ子どもを見ていく。

表現

身近な道具や材料・廃材を使って何かを作ることが楽しいようで、それぞれのイメージをふくらませ、取り組んでいる。はさみを使った製作では、おぼつかない手つきながらも、意欲的に取り組んでいるので近くで見守り、手の動かし方がうまくいかないと訴えてくる時にはコツを知らせている。自分の作品に愛着があり、大切に持ち帰る姿が見られる。身体表現では音楽に合わせた動きをしたり、ゲームでルールのある遊びを楽しんでいる。

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