4歳ぱんだ組2020年度2月の保育日誌

2月3日(水) 晴れ  高橋

先日のお別れ会、卒園式の話から、意識していたようで、年長児へのプレゼントを何にするかグループで話し合ったり、たくさんの意見が出る。ふざける様子もなく、どんな意見もちゃんと聞き取り、皆で決めていった。「多数決で決めよう」ということになると、公平なやりとりでスムーズに話が進んで行く。贈り物のアイデアも一人の発想に付け足すように少し新しい意見が出ては「いいねえ」と認めることができる。散歩後のグループマーク掻きも、子どもたちに委ねてみると、想像以上にしっくり話し合い、和やかにそして豊かに絵を描いていた。こんなことができるようになったのか…と少し驚いた。確実に年長に向かっている。

 

2月16日(火) 晴れ  高橋

きりん組が早めに出た散歩で、部屋が空き、そこに移動してお別れ会のうた、言葉の練習をしてみる。皆、年長児に喜んでもらいたい気持ち、驚かせたい気持ちで一致団結する。‘秘密の作戦’と言って、真剣に歌詞や贈る言葉の字を目で追い、言葉は自分たちで考えた文言なのでよく覚えている。歌詞は覚束ないながらも一生懸命メロディーに合わせようと頭を振りリズムをとり、鼻歌で合わせる姿が可愛く素晴らしい。その後は久保町公園へ行くが、混んでいて行き先変更。この時の切り替え、意見の出し合いは早く、気持ちの良いほどだった。

 

2月18日(木) 晴れ  高橋

昨日から話をしていたきりん組とのドッジボール対決。昨日の午後散歩の時から練習していたようで楽しみにしていた。ゲームが始まるとルールを理解できずまごついていた子も、白熱してきた雰囲気で活気づき、一回戦終えると負けていても「もう一回やりたい」という事で大いに楽しんで。途中で遊具などでの自由遊びを入れ、リレーが始まるとやはり低月齢の子はルールを把握していない子もいたが、一巡すると面白さがわかり「もっとやりたい」と言っていた。次回の約束をして帰路につく。

 

2月26日(金) 曇り  高橋

本日で最後の登園となるNの登園で、皆「Nちゃん」と駆け寄ったり、‘お別れの言葉’は悲しくなるからと、言葉を飲み込むような子もいる。さらっと引っ越しの話をする。そして「今日はたくさん遊ぼう」と言うと、「行き先はNちゃんがきめなよ!」と声が上がる。他の子も「そうだね」と満場一致でNの希望で見晴台公園に出掛ける。持って行ったボールや縄跳びには目もくれず、芝生、草藪を走り、転がり、よじ登り、全員が活発に動き楽しめたようだった。

 

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