4歳ぱんだ組2020年度7月のまとめ

健康

7月は、梅雨らしい天気が続き高温多湿の日々で、中旬に気温の下がる数日があり、多くの子が軽い風邪症状が出て熱欠や鼻水があった。後半は気温が戻り、体調も悪化せずに元気な姿で登園。雨上がりの時間を見計らい、日に一回は戸外に出かけるようにし、気分転換、発散した。汗をかいたり衣服の汚れは自ら「着替える」と言い、快・不快を判断し調節していた。8月梅雨明けは更に高温が考えられるが、室内の温・湿度管理、水分補給をしっかりしていく。

人間関係

気の合う同士の少数グループで遊ぶ姿が多くなる。メンバーが固定してしまうこともあるがゲームをする時や戸外ではいつもと違うメンバーとのやりとりも見られる。皆で遊べるわらべ歌あそびなど提案し新しい関わりも楽しんでいるようだ。口げんかもあるが、周囲の友だちが必ず様子を見ていて、保育士に伝えにきたり、当事者たちに客観的に子どもが整理した内容を言って仲介しようとする姿が増えた。子ども同士のやりとりに近くで見守っていると保育士の仲介なしで解決するときもある。今後もこのようなやりとりを大切に見守るようにしたい。

環境

7月下旬には旧園舎から新園舎への引越しになり、自分たちの小さな荷物の移動をすることがとても嬉しく、準備をしていた。旧園舎の壁に自分たちで作った折紙の花などを貼ったり飾ったりし、お別れと感謝の気持ちを残していた。新園舎では初日は新鮮な部屋に行儀が良くなってしまうほどかしこまっていたが、少しずつ慣れてきている。自分の遊びに良いスペースを見つけ、好きな玩具、友だちとリラックスして楽しんでいる。

言葉

いつものペースが戻りつつあり大きな声ではしゃぐ毎日。時に年齢発達相応のふざけすぎる言葉を口にしてしまうこともあり、食事中や相応しくない場での発言に諫めたりすることもある。一方、戸外で出会う人に挨拶や気持ち良いやりとりや、今までになかったクラス内でのちょっとした嬉しく心地よい声のかけ合いも聞かれるようになってきている。一部の子どもたちから発信し、それをまねしてみるというかんじで広まっていけるようにする。

表現

今月もいろいろな技法で制作をし、この数週間でハサミの使い方が随分と上手くなり、面白いこと、好きなことの習得の早さには驚く。これからも遊びに展開できるような制作、イメージをふくらませながらいろいろなやり方で安全に楽しく経験できるようにする。また、曲に合わせていろいろな楽器でリズム打ちをしているのが、リズム感が良く、保育士の出す音や曲に合わせて自然にリズムが一体しているのにも驚いた。順番にやりたい楽器を選びながら自由に音を出し、表現活動を一緒に楽しんでいく。

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