4歳ぱんだ組2020年度7月の保育日誌

7月3日(金) 曇り  高橋

午前中の前半に散歩に出かける。広場では長いローラー滑り台を友だちや保育者とつながって滑ったり、マラソンのように何週も走り回ったりと、身体をよく動かして遊んだ。今週一週間、宝石塗り絵を楽しんで、その宝探しも楽しみにしていたので帰り道の歩調もいつになく速い。自分たちで作った宝石もうれしいし、二階の乳児室にも伺い乳児の保育者からヒントのメモをもらい、嬉し恥ずかしながらかなり真剣にのめり込んでいた。ぱんだ室内の探しには、友だちとの協力体制で考えて探す姿も見られワクワクする高揚感を一緒に楽しんだ。

 

7月9日(木) 曇り  高橋

梅雨の話から、毎日蒸し暑く、‘うちわ,がお家にあるか…という話に繋がり、自分だけのうちわを自分で作ることにする。自分で作ったものを使うという目的意識がはっきりして、取り組み意欲も大きい。マスキングテープを自由に貼り、絵の具で塗っていく。テープをはがした時の柄の出方が楽しみだ。すぐに使えると思っていたようで、乾くのが待ち遠しそうだった。一日乾かすことにしたが、夕方には「いつ持って帰れるの?」と何度も見に来る姿に自作の自信と嬉しさが感じられる。

 

7月16日(木) 曇り 高橋

何にでも興味・関心を示し、のぞき込んで集まってくる。特に面白そうなことには勘が働くようで、野菜に入っているビニール袋が気になり、少々くっつき合うがテーブルに集まり、並べられた色々な野菜を自由に手に取り、匂いをかいだりしていた。包丁で切り、その切り口を見て知っている様々なものに見立てて面白い会話が始まる。好きな色の絵の具を選んで版を押し、花や虹にイメージを膨らませていく子もいる。二枚目以降は押す場所を考えて自信ありげに説明をしてくれる。よく考えたものだなぁと感心する出来栄えだった。何よりみんなが楽しんでいる様子がよかった。

 

7月22日(水) 曇り 高橋

延びてしまっていた色水あそびを前日から楽しみにしていたようで、「いつ始めるの?」と待ち遠しい様子。準備をしていると、自らスモッグを着る子、「私は着なくて平気。」と袖まくりして待つ子…それぞれ。ペットボトルに水を入れ、好きな味の色(絵の具)を落とし、透明感のある色水に「わぁ~」とため息のようなうっとりした声。友だちと透明コップに色水の交換をして「ぶどう(味)になった!見て!」「カルピスとブルーハワイも混ぜてみる!」と言い、出来上がる色に感嘆し、「かんぱ~い!」と和気あいあい。最後まで遊ぶ子、雑巾がけを楽しんでいる子、コップを洗う子、と自由に好きなようにおしまいになった。「またやりたいな~」と楽しい余韻を残した。

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